内容説明
八巻卯之吉の尽力で旗本坂上家の当主となった権七郎だったが、祖母の英照院の不行跡の責任を取る形で甲府勤番を命じられる。権七郎の命を狙う英照院と大悪党の天満屋。それを阻止しようと、隠密廻り同心の役を受け甲州路を行く卯之吉たちを待っていたのは、天満屋が仕掛けた罠だった。シリーズ第十二弾。書き下ろし長編時代小説。
著者等紹介
幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員、CM製作会社に勤務。1995年、文筆業に転じフリーライターとして活躍。2008年、「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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