内容説明
飲み屋・亀楽で客二人と賄いの婆さんが何者かに惨殺された。殺された客は料理茶屋の包丁人とはぐれ長屋に住む大工だった。下手人をお縄にしたいと大工の弟・平太に懇願された華町源九郎ら、はぐれ長屋の用心棒たちが探索に立ちあがる。探索が進むにつれ、闇の世界を牛耳る大悪党の姿が浮かび上がってくる。大好評シリーズ第二十五弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
55
はぐれ長屋の用心棒「すっとび平太 」25巻。はぐれ長屋の用心棒のメンバー、平太デビューの巻。平太の兄と用心棒の密談場所「亀楽」の使用人お峰が殺害されたのは少し可哀想な気がするが(-_-;)新メンバーを加えて今後が楽しみです。2014/06/25
優希
42
同心の探索を続けていると、闇の悪党の姿が浮かび上がるのにゾクゾクしました。2022/08/07
rakim
6
平均年齢高かった配役陣に若い仲間が増える?といったところ。2012/09/18
toshi
4
「はぐれ長屋の用心棒」の25巻。 冒頭で亀楽のお峰がいきなり切られるという衝撃の幕開け。 島田が長屋を出て、一時6人になった用心棒も元のメンバーに戻ったと思ったら新たに平太が登場。 お峰の後釜には、平太の母のおしずが収まり、俊足の平太の今後の活躍に期待。2014/01/18
史
3
愛する人と場所に危害を加えた欲深き相手を、長屋の民は突き止める。2022/01/20