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双葉文庫
幽霊剣士―若さま同心徳川竜之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575664003
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

将軍家に連なる身分を隠し、同心として多忙を極める竜之助。幕末の不穏な空気を感じつつも、平穏な日々を送っていた。だが、そんな彼の前に、葵新陰流の殲滅を目論む新たな刺客が出現。今度の敵は、刀も持たずに相手を斬り捨てる“幽霊剣士”だった!

内容説明

将軍家に連なる身分を隠し、見習い同心として多忙を極める徳川竜之助。幕末の不穏な空気を感じつつも、幼時より仕える爺らと、時には寿司を楽しむなど気楽な日々を送っていた。だが、そんな竜之助の前に、将軍家秘伝の剣・葵新陰流の殱滅を目論む新たな刺客が出現。今度の敵は、なんと刀も持たずに相手を斬り捨てる“幽霊剣士”だった!大好評シリーズ第八弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベルるるる

23
事件の謎解きの為に横浜に行く竜之助。そしてホテルに泊まり、洋食を食べる。(日本最初のホテルは1860年開業の横浜ホテル) あの時代、世の中が、ものすごい速さで変わっていったんだろうな。今作の最後で、名前を変た、あの怖ろしい男とついに再会した竜之助。しかもお寅さんの家。2016/08/02

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

17
久しぶりに読む風野真知雄。リラックスできる。時代考証やトリックも結構いい加減な所があるが、登場人物達の魅力や大袈裟な言葉を一切使わない文章に気分が休まる。津久田亮四郎少年登場。次巻が楽しみ。あと私はやよいさんが好きだ。2013/05/19

suzu

9
幽霊?生きてる?よくわからないまますすむのは自分が最近むちゃよみだからか。その後、おけら長屋5が来る。続きに読んだら幽霊。かぶっている。夜中に眠れず読み切って、次の幽霊二本立て。ちょっとまずい。若さまの方も次々の話が起きるけど無理があったりする。現代ものをはさむべきやな。はんせい。2016/11/17

momi

9
徳川の若様が同心になること事態面白いのだけど、まわりの人達も面白い~「八丁堀味見方与力」などと言われる食通の高田さんや、「史上最速の同心」ものすごい速度で江戸の町を走るのが好きな矢崎さん、癖のあるユニークな人達ばかり(^ ^)さて今回は…えっ!あの人がこの人だったのー!最後の最後にこんな感じなので、気になってすぐ次を読みたくなる…風野先生うまいナ~。2012/10/16

こおり

7
今回は、町方の事件も刺客も軽めの感じで気楽に読めた。竜之助の夢のところは爆笑。乙姫より一段下がる丙姫(笑)それから、あやしいと思ったらやっぱり全九郎だったのね。生死をさまよって記憶が曖昧になっているのか。子どもたちを殺したのは君なんだよ…2013/06/03

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