内容説明
駿州沼里の藩内騒動がもとで江戸に出た湯瀬直之進は、殺し屋・倉田佐之助との死闘の末、深手を負う。次期沼里城主・又太郎の心配りや日頃から世話になっている小日向東古川町の口入屋・米田屋一家の献身的な看病もあって、ようやく傷も癒えはじめた折りも折り、米田屋の長女おあきの亭主・甚八が思わぬ事件に巻き込まれる。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第五弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんぶん
19
【図書館】シリーズ、第5弾! 以前、借りられていたので遡って読む事に。 判っている事だが、死んでいる人が生きている、恋の結末も判っている、何だか物語の調整をしている様で、詰まらん。 でも、これを読まなければ「甚八」さんの死の真相は判らなかった。 やっぱり、通して読みたいのだが、途中借りられている事がある。 返して来るまで待っている冪なのかな。 そんなたいした問題じゃない様な、気もするが・・・ 2023/08/24
宇宙猫
18
米田屋の長女おあきの夫が殺される話。後の巻を先に読んでしまったので物足りない感じ。2013/01/27
klu
10
おかま同心には思わずニヤついてしまいます。面白いキャラです。2018/10/20
屋根裏部屋のふくろう🦉
6
別れた女房千勢に未練がありながらもなお相手を慮っているか直乃進。いつしか千勢に想いを寄せる佐之助。その佐之助にいつのまにか気持ちが傾くことを抗えない千勢。小生の性格からするとこの関係は実にじれったい。しかしまあ、読者には次から次へと事件を用意してくれる連続モノなので、次は何が出るのかと楽しみながらこの先を読もうっと。2018/09/06
わたしは元気
3
表紙のひとは、直之進さんですか。 なんだか、本のイメージと違いますね。2022/11/07
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