双葉文庫
日本推理作家協会賞受賞作全集〈68〉時計館の殺人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 631p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575658675
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

鎌倉の森に佇む洋館「時計館」。十年前、館主の十四歳の娘が死んでから、死の影が館を覆う。自殺、事故死、病死…そして亡霊となって現れる娘。雑誌取材のため、霊能者や大学のミステリー研究会の面々と館を訪れた江南は、館に閉じ込められてしまい…。異才の建築家・中村青司の設計による館で起こった連続殺人の真相とは。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都生まれ。京都大学教育学部大学院在学中の87年、『十角館の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

22
★★★★★シリーズ第5作目にして、これまでの中でも最大の傑作。実は犯人の想定は途中で、ある程度の想定はできたのだが、そのトリックが分からない。練りに練られたストーリーに、最後は驚愕の終結。これほどのまでの作品と生み出せる作者に感嘆するしかない。2020/07/19

すたこ

18
★★★★なんとなく考えてた犯人が当たってしまった。まあ、怪しさ満点だったから当然と言ったら当然だけど(笑)久しぶりの館シリーズ。あれ?館シリーズってこんなに軽かったっけ??って思った。全然読み進まないし…。最近は好みがより重い本になってるからか、しっくり来なかった。最後の謎解き場面は面白かった。謎解きを読みながら、前に戻って、「ここか!」と伏線回収して楽しんだ。犯人は分かってしまったけど、トリックは凄かった。ただただ感心した!でも、後味はあまり良くない。久しぶり過ぎて忘れてたけど、こんな感じだったっけ?2021/09/07

ホームズ

14
やっぱり面白い(笑)この館シリーズの雰囲気が良いですね(笑)夜中に静かに読んでいると結構怖かったりする(笑)特にカメラマンの所は想像すると(笑)トリックも良いですね(笑)『十角館』ほどの驚きは無いですが真相が現れた時はやはりビックリします(笑)2010/06/11

十六夜(いざよい)

11
館シリーズやっぱ面白い。時計館は長編だけあって、トリックも大掛かりだった。時計というヒントが最初から出ていたにもかかわらず、謎解きに入るあたりで「あっ」と気付いた自分の鈍臭さ(泣)またまたまんまと引っかかってしまいました。2015/01/01

みぃすけ

4
十角館に続いて2作目の館シリーズでしたが、面白かったので長い割にすんなり読み終わりました。時計を使ったトリックはすごいの一言。個人的には十角館より好みでした。2014/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/553479
  • ご注意事項

最近チェックした商品