双葉文庫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575658088
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

geshi

20
『顔』導入から井野良吉に肩入れしそうになる流れの良さ。中盤の場面の重複はやぼったい。『殺意』ホワイダニットの「意外性」を活かすには第三者視点ではもったいないと感じた。『なぜ「星図」が~』伏線を追悼文という形で自然に出しているのはうまい。『反射』犯人の心理の流れがリアルだからこその陥穽。刑事と犯人の心理戦が面白い。『市長死す』何気ない記述の中に引っかかる所を配して伏線にしている流石の技。『張り込み』柚木刑事の一人称視点の方が張り込みの単調さや心の動きが伝わってラストがより寂しいものになったはず。2019/05/29

Satoshi

10
映像化されている「顔」を含めた6編の短編集。ノンフィクションのように淡々と語るミステリーは現在では珍しいよなと思いながら読み進める。緊張がピークに達した後にあっさりと終わらせるとことは時代を感じさせる。「顔」「殺意」「市長死す」などは作りこめば長編にできる。2024/07/28

山下哲実

10
「顔」最後のどんでん返しが上手すぎる。流石、松本清張!巨匠!2013/12/26

oooともろー

8
昨年末に「顔」がドラマ化されたのを観て原作も読みたくなった。圧倒的に原作の方がいい。ドラマは違和感ばかりだったが、これなら納得。なんであんな脚本にしてしまったのだろうか。さすがは清張。他の短編も読み始めたら止まらない。2024/01/20

ゆぽ

4
『顔』『市長死す』『張込み』はドラマ化されたのを観ましたが、原作の方が断然いいですね。淡々とした文体だけど、迫力と緊張感があって読ませます。さすがです。2025/02/16

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