出版社内容情報
中三の息子が家出した。行き先は富山県の氷見。慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰らないという。倦怠期真っ只中、ほぼ口も利かなくなっていた夫婦は、しばらく富山に滞在するはめに……。鉄軌道王国の富山に浮かれる鉄道オタク夫に対し、妻はイライラが募るばかり。行く先々で衝突の絶えない二人、果たしてどうなる!? そして、息子が家出した肝心の理由とは? 夫婦の本音炸裂のロードノベル!
【目次】
内容説明
中三の息子が家出した。行き先は富山県の氷見だとわかる。慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰らないという。倦怠期真っ只中、ほぼ口も利かなくなっていた夫婦は、富山に滞在するはめに…。鉄軌道王国の富山に浮かれる鉄道オタクの夫に対し、妻はイライラが募るばかり。行く先々で衝突の絶えない二人、果たしてどうなる!?そして、息子が家出した肝心の理由とは?同世代夫婦の圧倒的な共感を呼んだ、「夫婦の本音」炸裂のロードノベル!
著者等紹介
椰月美智子[ヤヅキミチコ]
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
piro
30
タイトルにある「きときと」とは富山の方言で「新鮮な」とか「生き生きとした」と言う意味。家出した中3の息子・昴を追って富山へ向かったみゆきと範太郎夫婦。ひょんなことから2泊3日の2人旅となったことで、すっかり冷え切っていた夫婦仲に微かな変化が生じます。鉄オタの夫・範太郎の言動に終始イラつきながらも、富山の観光ガイドの様な旅の様子は楽しい(鉄分多めですが…w)。ストーリーの無理矢理感には目を瞑って、きときとの富山を堪能するのがこの本の楽しみ方だと思いました。そして終盤、昴くんの成長が感じられて嬉しかったです。2026/05/18
Shoji
29
夫婦仲が良くない夫婦が、家出した息子を連れ戻そうと旅に出るお話。旅先での行動はチグハグ、会話は嚙み合わずイライラは募る一方。ようやく息子と対面を果たすものの、ドタバタは続きます。泣き笑いの人情ドラマ、とても面白かったです。2026/05/06
クールグレー
4
夫婦や家族の問題は色々あるとして、旅行記として楽しく読了。また気になる作家さんが出来た。富山県に行きたくなる。いや、行くことにします。それにしてもパンツの行方が気になった(笑)2026/05/05
ぷにこ
3
反抗期が来た息子。自己中な夫。イライラする毎日。わかるーってことがたくさんあって、読了したらスッキリした(笑)2026/05/18
ナツミ
2
中学生の息子がある日家出をし、不仲の夫婦が息子を連れ戻すために富山県へ旅に出る。 妻と夫それぞれの視点で話は進んでいき、感情のすれ違いや言葉足らずで喧嘩になるものの長年連れ添ったふたりだからこその互いへの理解や思いやりが滲んでいて、最終的には少しは良い方向へ落ち着いたから良かった。鉄道には詳しくないけれど、旅の楽しみ方はたくさんあるのだと知れて電車に乗って旅へ出かけたくなった。2026/04/27




