出版社内容情報
いまは廃墟だけが残された無人の島、その名は龍穴島。そこに隠されているという旧日本軍の財宝を探すべく大型クルーザーで島に向かう一団があった。しかし、龍穴島に到着するや否や、操舵室で惨殺死体が発見される。乗客の一人である菊田耕一は、記憶喪失の妹・紗枝を守るため重大な選択を迫られるが、その選択が彼らの運命を大きく左右することになる。 複数の世界線で繰り広げられる物語がやがて収束する、異色のマルチバース×孤島ミステリー!
【目次】
内容説明
いまは廃墟だけが残された無人の島、その名は龍穴島。そこに隠されているという旧日本軍の財宝を探すべく大型クルーザーで島に向かう一団があった。しかし、龍穴島に到着するや否や、操舵室で惨殺死体が発見される。クローズドサークルと化した島で、乗客の一人である菊田耕一は、記憶喪失の妹・紗枝を守るため重大な選択を迫られるが、その選択が彼らの運命を大きく左右することになる。複数の世界線で繰り広げられる物語がやがて収束する、異色のマルチバース×孤島ミステリー!
著者等紹介
五条紀夫[ゴジョウノリオ]
小説家。2022年に「全員もう死んでる」ミステリーという奇抜な設定が話題を呼んだ『クローズドサスペンスヘブン』が新潮ミステリー大賞最終候補に選出され、2023年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみこ
3
また五条さん変な本出して… 旧日本軍の財宝を探すべく孤島に乗り込んだ一行を待ち受ける奇妙すぎる運命 複雑に交差する世界が収束した時に見えてくる光景とは 五条紀夫の「怪進撃」はまだまだ止まりそうにない2025/12/12
c3pomotohonzuki
0
やはりこの著者は外れがない。 孤島の財宝探しに、島の伝承と4つの詩歌。惨劇は3つの世界線に分岐し交わり収束する。 帯の「一体何を読まされているのか!?」の答えは、 ミステリにしてサバイバルにしてSF、ジャンル横断の超エンタメ! 「その名も、双葉鈴木流」2025/12/12




