出版社内容情報
就活中の天才女子大生+北朝鮮から逃亡中の美女スパイ。
コンビを組まなきゃ、ジ・エンド!? どうして追われることになったのか……。ヤクザを殲滅して淡路島を脱出せよ。最初から最後までノンストップの痛快アクション大作。大ヒット「デッドエンド」シリーズ、最高潮!
内容説明
大学四年生の萌子は、怪しい人材派遣会社『キマイラ』が淡路島で開いた就職説明会から戻らない同級生が心配になり、バイクで様子を見に行く。だが、淡路島の暴力団組長を殺害した女が白いバイクに乗って逃亡していたことから、萌子がヒットマンと勘違いされ無法者に追われるハメに。IQ170の天才女子大生はこのピンチを突破できるのか。萌子とヤクザと警察、三つ巴の闘いが始まる!
著者等紹介
柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。86、87年、パリ・ダカールラリーに参戦。2006年『下山事件 最後の証言』で、第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)を受賞。07年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
10
グジャミ。この若い女性はフリーの殺し屋。依頼を受け淡路島で任務を遂行したが、なぜか追われる身に。一方、大学生になった萌子もまた学友の行方を追って淡路島へ。偶然にも二人は共に長い髪なびかせて白いバイクを走らせていた。そしてこれが壮絶な戦いの始まりだった。淡路島を支配するキマイラグループ。その配下で暗躍するギャザー警備保障。動けば動くほどトラブルに巻き込まれる萌子。彼女は天才的な知能の持ち主の割に、後先顧みず行動する。それにしても今回の萌子は、なんでこんなに馬鹿なの?それでも目が離せず、本書は一気読みでした。2025/07/01
perseus27
1
読んでみて気づいたんですが、こちらシリーズものでした。 しかも第5弾 笑 雪下まゆさんの美しい装画に釣られて購入したら、とんだ落とし穴でした。 幸い、刊行順に読まなくても全然楽しめる内容だったのでセーフでした。 さてさて、内容は淡路島の悪徳企業“キマイラ”(これパ◯ナのことね 笑)の闇を暴くバイオレンスとアクションが盛りだくさんのエンタメ小説です。 とにかくパ◯ナのことボロカスに書かれてて小気味良いですね 笑2025/07/10
-
- 電子書籍
- 日本でロックが熱かったころ