双葉文庫<br> さかのぼり喫茶おおどけい

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双葉文庫
さかのぼり喫茶おおどけい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575528206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東中野にある〈喫茶おおどけい〉は時を超える不思議な喫茶店だ。困りごとを抱えたお客が訪れると、店のシンボルである大時計が鳴り、店内が急に昭和時代に巻き戻るのだ。ナポリタン、コーヒーゼリー、苺パフェ……老店主ハツ子が提供する絶品喫茶メニューと大時計が繋ぐ過去が、あなたにそっと前を向く力をくれる。タイムスリップする昭和レトロな喫茶店を舞台に贈る、心あたたまる物語。大好評シリーズ第2弾。

内容説明

東中野にある“喫茶おおどけい”は、もうすぐ八十九歳になるハツ子と孫のハヤテが営む老舗の喫茶店だ。ある日、地元を盛り上げる計画が立ち上がったが、集まったのは高齢の親や親戚などに頼まれ、渋々、会に参加した女子大生や会社員たちだった。その彼女たちが会合場所の“おおどけい”を訪れ、日常に抱える悩みをハツ子に聞いてもらっていると、不思議な大時計の鐘の音が鳴り、昭和時代へタイムスリップする。美味しい喫茶メニューと懐かしい過去がくれるあたたかな言葉にほっとする、昭和レトロな喫茶物語、大好評シリーズ第二弾!

著者等紹介

内山純[ウチヤマジュン]
1963年神奈川県生まれ。立教大学卒。2014年『B(ビリヤード)ハナブサへようこそ』で第24回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(後に『ビリヤード・ハナブサへようこそ』と改題して文庫化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

164
喫茶おおどけいがシリーズ化になり、今作が第二弾。前作から間隔が空いてるから、前作の内容は覚えてない(笑)。悩みがあったり、ストレスを感じたり、しんどくなったら、こんなレトロ喫茶に行きたいし、ハツ子さんとハヤテに会ってみたい。この手のジャンルの物語はいろいろ読んでるけど、行きたいなと思う気持ちは、自分の中では上位にランクイン。何十年も営業してる昭和のレシピの喫茶店メニューを食べてみたいし、飲んでみたい。疲れているそこのあなた、昭和と令和の時代を見事に融合した喫茶店おおどけいを、ぜひ手にとって読んでみてね。2025/01/22

44
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/02/post-fa55f2.html シリーズ第2弾です。 今回は『東中野の歴史を保存する会』にいやいや参加した人たちがタイムスリップして過去と向き合うことで、前向きになっていく課程が語られています。2025/02/14

Karl Heintz Schneider

34
喫茶おおどけいは東京・東中野にある昔ながらの純喫茶。89歳のハツ子と孫のハヤテが店を切りもりしている。実はこの喫茶店にはとある秘密があって壁にかかっている大時計が時の鐘を鳴らすと店にいた客が昭和時代にタイムスリップする。本人がそのまま過去に戻るわけではなくて意識だけが時空を超えて近しい人の過去の姿に憑依する。肉親の過去の意識に触れて、また周囲の人々の話を聞いて、自分がいかに恵まれているかに気付き現代に戻って行動を変える。今いる場所が一番、そう思えることは幸せなこと。2025/03/24

陽子

34
読後、温かい気持ちになれる本。 戦前から大切にされた古くて大きな柱時計と、蓄音機のあるレトロな喫茶店で起きる不思議な奇跡のお話。つまづいたり、悩んだり挫折や葛藤を抱える登場人物らが、不思議な夢を見て立ち止まり、現実世界で新しい一歩を踏み出していく。店主のハツ子さんは80代だが、いつまでも心の瑞々しさ、優しさたくましさを失わない温かい人物。店を手伝う孫のハヤテくんも優しい青年。昭和のレトロな時代を垣間見ながら、一風変わったオリジナルメニューに心を満たされるのが素敵。心に残る名言も色々。二作目の方が好みかも。2025/03/14

mayu

30
八十九歳のハツ子さんと孫のシュッとしたイケメンのハヤトの二人で営んでいる東中野にある老舗喫茶店"喫茶おおどけい"が舞台のシリーズ第二弾。今回も時計の音と共に過去の昭和の古い時代へと誘われる。今回の主役は歴史保存会の代替わりメンバー達。それぞれに生活や仕事があって自分の事で手一杯、会への参加を面倒に感じる人達がおおどけいを通して前を向いていく。悩んでいる時には見えない自分自身と客観的に向き合う事で見えてくるものがある。こんな風に気持ちが軽くなる過去との出逢いをしてみたいものだなぁと思わせる一冊。2025/02/25

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