出版社内容情報
国家権力で悪を追い詰める公安0課作業班。交番巡査から公安に引きずりこまれ、数々の危険な任務をこなした瀧川は、希望が叶って少年課に異動していた。だが、自然保護のNPO団体《護国の戦士》に潜入中の作業班員・今村が捕まったことを知り、再び0課に戻ることに。代表の高津は栃木のキャンプ場を根城にしつつ、付近の薬品工場で怪しい化学兵器を製造していた。練達の作業班員を手玉に取る高津の正体とは――。超人気ハードアクション、絶体絶命の第5弾!
内容説明
国家権力で悪を追い詰める公安0課作業班。交番巡査から公安に引きずりこまれ、数々の危険な任務をこなした瀧川は、希望が叶って本庁の少年課に異動していた。だが、若者の支持を集める自然保護NPO団体“護国の戦士”に潜入中だった作業班主任の今村が捕まったことを知り、再び0課に戻ることに。団体代表の高津は栃木のキャンプ場を根城に、買収した薬品工場であやしい化学兵器を製造していた。練達の作業班員を手玉に取る高津。聖人と悪魔の顔を併せ持つ男の正体とは―。超人気ハードアクション、絶体絶命の第5弾!
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集者などを経て、小説家へ転向。94年に『冗舌な死者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
14
小説なんですよね。公安って、ホントにこんなヤバいお仕事なのかしら。白瀬さんも、今村さんもカッケー。2025/04/18
petitlyz
12
カミカゼシリーズ5作目。プロローグは山の売買で、持ち主をだまして買い取っていた、NPO法人<護国の戦士>高津の話から。その話がそのままゼロ課の潜入先となり、今村が1か月音信不通となる。瀧川は少年課に異動していたのにまたこれで呼び寄せられてしまう。こんな危険な作業を3~4人のメンバーで捜査するのは無理じゃないかと思う。そのせいでハラハラして面白いのかもしれないけど。2025/02/24
ゆうき
9
表向き日本の山や水源等の資源を守ることを目的とする護国の戦士が今回の潜入先。 実は裏では何やら画策していると…… またまた平穏な本庁勤務から公安の潜入者として引き込まれる瀧川。見つかるのか?隠し通せるのか?ギリギリの緊張感がこちらにも伝わる。 その分エピローグにほんわか。面白かった。2025/02/02
ライディーン
3
ストーリー設定はとてもわかりやすく、公安の良いネタだと思います。 瀧川もいつものように引き戻され都合の良い使われ方をされます。 強いて言えば、敵方の大ボスの行く末をもう少し書いて欲しかった気がします。 勧善懲悪のスッキリ感が欲しかったです。2025/01/09
てつ
2
シリーズものの5冊目。 戦闘シーンもあれば、爆発もありで、おもしろかった。 だんだんパターン化してしてる気がするけど、それもまたおもしろい2025/02/06