双葉文庫<br> 紅招館が血に染まるとき―The last six days

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双葉文庫
紅招館が血に染まるとき―The last six days

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575527896
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR空間〈バタフライワールド〉、通称BW。BWでは非暴力が徹底され、アバター同士が傷つけ合うことは不可能だ。現実生活の辛さからBWに住み続けたいと願うアキは、ログアウトしない者たちが暮らす〈紅招館〉に向かう。アキと相棒のマヒトは、館に宿泊させてもらえることになるが、翌朝、住人の一人がナイフの刺さった死体となって発見され、さらに第二の事件が……。不可解な謎に、重厚なロジックで挑む傑作本格ミステリ!(『Butterfly World 最後の六日間』改題、文庫化)

内容説明

蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR空間“バタフライワールド”、通称BW。BWでは非暴力が徹底され、アバター同士が傷つけ合うことは不可能だ。現実生活の辛さからBWに住み続けたいと願うアキは、ログアウトしない者たちが暮らすという“紅招館”に、相棒のマヒトと共に向かう。アキとマヒトは、館に宿泊させてもらえることになるが、翌朝、住人の一人がナイフの刺さった死体となって発見される。さらに第二の事件が…。非暴力が絶対のルールの世界で起きる不可解な謎に、重厚なロジックで挑む傑作本格ミステリ!

著者等紹介

岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年福岡県生まれ、京都大学卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞“隠し玉”作品に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。第1回京都本大賞を受賞し、同シリーズはベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

63
VR空間〈バタフライワールド〉非暴力が徹底されたこの世界ではアバター同士は傷つけあうことは出来ないはずなのに…。他殺も自殺も不可能な世界で誰がどのように蝶たちを殺したのか?蝶の翅を持つ人型アバターを操るゲームに没頭するアキ。この世界を離れたくない彼女と相棒はログアウトしない者たちがいる〈紅招館〉へ向かう。館へ到着した翌朝住人がナイフの刺さった死体で見つかる。疑われたアキ達は自らの潔白を証明するために調査を開始。不可解な殺人やログアウトしない者たちの謎など魅力的な謎解きと重厚なロジックを楽しめる物語だった。2024/11/29

オフィーリア

56
VR世界を舞台にした本格もの。プログラム上不可能な筈の殺人事件、一切ログアウトしない館の住人とVR世界ならではの魅力的な謎てんこ盛り。序盤の世界観説明に枠取りすぎな感もあったけど、シンプルな謎一つで複雑な構造が一気に解体されていく解決編は中々好み。2025/02/12

よっち

31
現実生活の辛さからVR空間〈バタフライワールド〉に住み続けたいと願うアキが、ログアウトせず現実世界に戻らない者たちが暮らす〈紅招館〉を知るパラレルワールドミステリ。人型のアバター=バタフライが生息している〈バタフライワールド〉。フレンドのマヒトと共に向かった〈紅招館〉で住人たちと閉じ込められ、非暴力が徹底されているはずの〈館〉で遭遇する不可解な連続殺人。自身の潔白を証明するために事件の真相を追う展開は、一方でアキ自身が目を背けていた過去に向き合うことにも繋がっていて、なかなか奥が深くて印象的な物語でした。2024/09/13

なみ

19
見た目を自由に変えられるVR空間〈バタフライワールド〉に熱中するアキは、ログアウトをせずに過ごすアカウントが集まる紅招館を尋ねる。 しかし突然のクラッキングにより、アキたちは館に閉じ込められ、さらには不可解な事件が発生する。 非暴力が徹底された世界で、なぜ死体が発見されるのか。現実との意外な繋がりとは。そして、ログアウトなしで生活するアカウント“紅”の正体は──。 散りばめられた様々な謎を推理しながら読むことができ、非常に楽しかったです。 メッセージ性も強く、色々なことを考えさせられました。2024/10/15

lucifer

18
バタフライワールド(BW)という暴力が一切出来ないVR世界がメイン舞台。傷つけられることが出来ない世界で、なぜ殺人が起きたのか、出来たのか。ログアウトせず、BWに居続ける〝紅〟。主人公は、その〝紅〟に憧れ彼らが集う紅招館にたどり着き、事件が起こる。〝紅〟の正体は割と早い段階で気づけたし、どうやって…という部分だけ、なんとなくな予想は出来たが、誰がとかなぜといったとこまではわからなかったので面白かった。良い終わり方だったし、“殺人事件”以外の謎でも案外驚きがあったりして結構面白かった。2024/09/27

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