双葉文庫<br> 踏切と少女―怪談青柳屋敷・別館

個数:
電子版価格
¥704
  • 電子版あり

双葉文庫
踏切と少女―怪談青柳屋敷・別館

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月28日 01時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575527766
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』など童話×本格ミステリが大人気の青柳碧人は、実は無類の怪談好き! これまで蒐集した実話怪談をまとめ昨年刊行した『怪談青柳屋敷』の大好評第二弾。実話怪談を本格的に蒐集するきっかけになった表題作「踏切の少女」をはじめ、背筋の凍る恐怖体験から、クスッと笑ってしまう民話のようなお話、奇妙な後味を残す怪異譚までバラエティに富んだ実話怪談62篇+αを収録。

内容説明

「不思議を不思議のままで終わらせられる、それが怪談の魅力」と語る無類の怪談好きミステリ作家が贈る実話怪談短篇集の第二弾。踏切で遭遇した老女の手を握る奇怪な少女とは(踏切と少女)、病院に響き渡る声の主は?(アコが来たぞ!)、愛猫が急死した意外なワケ(猫が死んだ理由)など、日常のすぐ隣にある怪異を描いた奇妙な実話63篇を収録。

目次

第1章 子ども部屋1~子どもが出会った怪異
第2章 猫ちぐら~猫に関する怪異
第3章 医務室~病院の怪異
第4章 仏間~死者とのコンタクト
第5章 渡り廊下~道で出会う怪異
第6章 浴室~水辺の怪異
第7章 子ども部屋2~子どもが見た怪異
第8章 暗い書斎~出版業界の人の体験談
第9章 行き止まりの階段~よくわからない話

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

122
むふふ…な一冊。常日頃、別館ってつくだけでワクワク心掻き立てられる自分にはむふふ…な63話。子供部屋に渡り廊下に仏間…章タイトルもむふふ…。蝋燭つけて巡りたい気分の別館。子供が出会った、見た怪異はけっこうゾッときた。「公園のトイレ」のノック返しの音の正体。こういうのって子供時代のその瞬間はさほど怖さは感じていなくて、大人になった時に怖さの大波に襲われるんだろうな。ちょっとほのぼのな話、クスリとできる話、シャレにならない話まで、まさに青柳さんは声での語りではなく、筆で語る怪談師。このジャンルが今後も楽しみ。2024/08/10

麦ちゃんの下僕

107
Audible+文庫本。怪談収集が趣味だという青柳碧人さんによる実話怪談集第2弾。前回載せられなかった話&新たに収集した話が9つのテーマに分けて63編収録されています。今回は1~2ページというかなり短い話が多い中で、「猫が死んだ理由」など猫に関する怪異が集められた第二章が印象的でしたね。それから「祖父、ファンキーなり」「大根」やクローゼット(=エッセイ)の「脳みそよこせ」など思わず笑ってしまう話もあって面白かったです。2025/06/05

タイ子

94
青柳屋敷・別館に詰め込んだ63編の怪異。怖い実話なんて短いほどリアル感があるってもので、サクサク読める代わりにゾワリ感も感じながら。中にはクスってなるものもあって、怖さと笑いの表裏を改めて感じる。子供関係、猫、病院、仏間、廊下、浴室、書斎、最後によくわからない話でほぐされる感じ。心霊スポットに行って霊を面白半分にかき乱す行為は考えものだ、日常に差しはさまれる怪異が好きなんだという青柳さんの言葉に大いに共感。無事に出入り口に辿り着いたようなので、再訪できるのを楽しみにしています。2024/08/10

ミュポトワ@猫mode

87
青柳碧人先生の怪談集、2冊目。今回もゾクゾク怖い話がいっぱいあって面白かった♪やっぱり短編の怪談は良いなぁ。俺はもともとSSが好きな人間だから、文章は短ければ短いほど、好きなんだが、それが怪談だと最高よね!やっぱりホラーよりも短くてゾクってさせてくれる怪談が俺は大好きです!まだまだ怪談は収拾されているとのことなので、是非続編、作ってください。そして面白い怪談を読ませてください♪今回は表紙も怖くて最高です!!2025/01/30

ケイト

70
実話なので各々の話が短くて、ゾッとするのもあれば不思議な世界に引き込まれそうな話もある。子供時代の記憶って曖昧だけど、「公園のトイレ」⋯これは体験したらきっとトラウマになるレベル。表題作「踏切と少女」は怖くて早く忘れたい⋯病院で起こる怪異、早く来すぎたおばあちゃんにクスッと笑えた。『視える』という幻覚症状がある疾患と関係があるのではないかと言う話も興味深かった。いずれにしても見間違いではくくれない話が満載だった。2024/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22021661
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品