出版社内容情報
第二次世界大戦下の「絶滅収容所」アウシュヴィッツで、生き延びるため同胞に鑑識番号を刺青し名前を奪う役目を引き受けたユダヤ人の男。彼はある日、その列に並んでいた女性に恋をした。「必ず生きて、この地獄を出よう」と心を決め、あまりに残酷な状況下で自らもあらゆる非人間性に直面しながら、その中でささやかな人間性と尊厳を守り抜くために重ねた苦闘と愛の物語。実在のタトゥー係の証言をもとに編み上げられ、全世界で300万部ものヒットとなったヒューマンドラマ、待望の文庫化。
内容説明
第二次世界大戦下の「絶滅収容所」アウシュヴィッツで、生き延びるため同胞に鑑識番号を刺青し名前を奪う役目を引き受けたユダヤ人の男。彼はある日、その列に並んでいた女性に恋をした。「必ず生きて、この地獄を出よう」と心を決め、あまりに残酷な状況下で自らもあらゆる非人間性に直面しながら、その中でささやかな人間性と尊厳を守り抜くために重ねた苦闘と愛の物語。実在のタトゥー係の証言をもとに書き上げられ2018年に刊行された原書は、全世界350万部のヒット作となった。
著者等紹介
モリス,ヘザー[モリス,ヘザー] [Morris,Heather]
ニュージーランドの作家、脚本家。人生の最後の時間をオーストラリアで過ごしていた本作の主人公ラリ・ソコロフの独白を聞くようになり、彼の人生を本作『アウシュヴィッツのタトゥー係』として書き上げる
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家
笹山裕子[ササヤマユウコ]
銀行員、新聞記事の日英翻訳者を経て出版翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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