出版社内容情報
アラフォーの身体は完熟なのに、心はまるでウブな4人の女性の身に起きるエロス記念日。仕事でミスの多い派遣社員は上役に慰められているうちに……。30代後半なのに看板娘という言葉が似合う立ち食い蕎麦店員は、ひとり入ったバーでバーテンに話を聞いてもらいながら……。普段から色気の隠せない保育士は、飲み屋で園児の父親に会い、酒を酌み交わすと人知れずセクシーさがヤバいほどに。他人に厳しいお局OLは、歩けなくなっていたところを顔見知りのバイク便ライダーに家まで送ってもらい、10年もセックスレスだと羞恥の告白を。
内容説明
息子の通う保育園は可愛い保育士さんばかりだ。40歳の原島裕太はその中でも際立つ美人である35歳の富田加奈子と新宿のバーで偶然隣り合わせに。セックスから遠ざかっていると嘆く加奈子とラブホテルに入ると、恥ずかしがり屋で強引なリードに弱いことが分かった。いつもエロい目で見ていた艶やかな紅唇にイラマチオを決め、立ちバックで6回はイカせ、自身も久しぶりに会心の射精を遂げるのだった―熟れたボディと恥じらう乙女が同居する悩ましき女性たちの絶頂を描くオムニバス官能短編集。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』(双葉文庫)でデビュー。めくるめく濃密な官能シーンと軽妙なストーリー展開で注目を集め、官能小説界の旗手となっている。『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が『この文庫がすごい!2005年版』で官能文庫大賞を受賞。また『この文庫がすごい!2010年版』では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞を受賞。2018年には「第1回『裏』八重洲本大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。