双葉文庫<br> 可制御の殺人

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双葉文庫
可制御の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575526837
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女子大学院生が自宅の浴室で死亡しているのが発見された。警察は自殺と判断したが、その裏には人間も機械と同じように適切な入力(情報)を与えれば、思い通りの出力(行動)をすると主張する謎の人物・鬼界が関わっていた・・・・・・。”令和最強の怪人”鬼界が暗躍する、小説推理新人賞で選考委員からその才能を高く評価された著者によるデビュー連作短編がついに文庫化。

内容説明

女子大学院生が自宅の浴室で死亡しているのが発見された。警察は自殺と判断したが、その裏には人間も機械と同様、適切な入力(情報)を与えれば、思い通りの出力(行動)をすると主張する謎の男・鬼界の存在が。他人を意のままに操る鬼界の目的とは何なのか?そして、人間は本当に機械と同様、自在に制御することが可能なのか?第42回小説推理新人賞最終選考で選考委員から高く評価された若き才能によるデビュー連作短編集。

著者等紹介

松城明[マツシロアキラ]
1996年、福岡県出身。九州大学大学院工学府卒業。2020年、短編「可制御の殺人」が第42回小説推理新人賞最終候補に残る。2022年、連作短編集『可制御の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おうつき

17
シリーズ物と知らず二作目を先に読んでしまっていたのだが、そのおかげで「鬼界」という人物の特性をある程度理解した上で読み進めることができた。今作から順番通りに読んでいたらきっと頭がこんがらがっていたと思う。人間に「入力」を行うことで機械のように操作することを目論む男が裏で暗躍する犯罪の数々を描いた連作短編。一話目にして表題作の「可制御の殺人」は正直ピンとこなかったが、二話目以降は徐々に作品世界に没頭できた。機械工学、ロボットを利用したトリックはややイメージし辛い部分もあるが、独特の読み心地の面白さがある。2024/06/06

花嵐

8
★★★☆☆ 初読み作家さん。連作短編集。帯に「令和最強の怪人、現る!」と書かれていたのでもっと不気味なのを想像していたんだが、やっていることのスケールは別として思っていたよりも人間社会のことを考えているんだなぁとは思った。理系ミステリなので飛び交う用語もそちらの言葉が多いが文中で説明してくれるし、あくまで象徴という感じで使われるのでそこまで難しくない。作中で説明された鬼界システムについては予想通りだったので驚きはなかったが、純粋にミステリとして伏線の貼り方が上手いと感じられた。2023/08/18

TAMA

5
2025年9冊目。2025/02/28

蝸牛

3
うっかり2作目から読んでしまったので、探して買いました。在庫あってよかった。 観測者の殺人ではよくわからなかった、一真と鬼界の関係性というか因縁が理解できていろいろ繋がりました。せっかくだから、このままシリーズ化してほしいなぁ。2025/03/29

ヨコケイ

1
〈人間をコントロールする研究〉をしている工学部大学院生を狂言回しにした連作短篇集。コントロールといっても洗脳のような強制的な手法でなく、ナッジ的に条件(環境、情報)を操作して相手の選択を誘導する…みたいな?全般に「理系」な話題が続くのもあって、一部理解できているか心許ない。初めて森博嗣作品を読んだ時を思い出す。とはいえ堅い中身ではない。ミステリとしては割とストレートで、驚きは控え目。が、多分に青春成分(或は厨二成分)を含むそのこそばゆさに耐えられれば、青春物(登場人物はほぼ中学生~院生)として楽しめる。2025/05/21

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