出版社内容情報
十二年ぶりにタッグを組むことになった警視庁楠町西署の南雲士郎と小暮時生。訳ありながら再始動した異色コンビのもとに、切断された老女の頭部が発見されたとの報せが。現場は「メデューサの頭部」という名画そっくりに再現されていた。その特徴から、かつて二人が追いかけていた連続猟奇殺人「リプロマーダー」に連なる事件であると確信し、極秘に捜査を開始するが……!? 過去の因縁が絡み合う、話題の警察小説シリーズ第二弾!
内容説明
十二年ぶりにタッグを組むことになった警視庁楠町西署の南雲士郎と小暮時生。訳ありながら再始動した異色コンビのもとに、切断された老女の頭部が発見されたとの報せが。現場は「メデューサの頭部」という名画そっくりに再現されていた。その特徴から、かつて追いかけていた連続猟奇殺人「リブロマーダー事件」に連なると確信し、二人は極秘に捜査を開始するが…!?過去の因縁が絡み合う、話題の警察小説シリーズ第二弾!
著者等紹介
加藤実秋[カトウミアキ]
1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolgang1957
43
第2巻読み終わりましたが、ドタバタでよくわからないまま関係者に被害者が出てしまいました。なんというか違和感満載です。バディ2人が刑事らしからぬ行動するからではないです。ミスリードやり過ぎですね。などと言いながら読了するんですから作者の手の内です。4巻まで読んでしまうんやろね😓最後に言わせてもらえば、あやしいのはあの人です(こう書けば必ず当たります🥳)2024/07/03
きりん★
38
美大出身の独特な世界観を持つ南雲と、4人の子供を持つシングルファザーの小暮の刑事コンビが未解決事件を追う第二弾。今回もさらーっとライトなエンタメミステリー😁前回読んだ物語もほぼ残ってないが、今回も残らなそう。でももう3弾が出てるらしいのでまた読む!☺️読メのレビューの少なさが意外😭2024/03/08
rosetta
30
★★★☆☆シリーズ2作目だった。ちょっと前作を引きずっているところはあるが基本的にはこれだけでもそれなりに楽しめる。死を扱った名画に見立てて悪人を殺すシリアルキラー、リプロマーダー。それを追う所轄刑事。その相棒が芸大出身の異色の南雲。いつも赤いスケッチブックを持ち歩くと言うだけでおかしな奴だが、食い意地がはっていて現場の食い物に手をつけたり(喰いタンか?!w)、他人に興味がなかったりと変人ではあるが、名探偵が変人という設定はよくあるのでその中ではインパクトはあまり強くない。この終わり方ではまだ続くのかな?2024/01/27
み
20
続きが、むっちゃ気になる〜。そんなの想像できなかったですよ。早く次作を出してください。2023/12/09
ハゲおやじ
19
第2弾。小暮と南雲のコンビが追うリプロマーダー事件の関係者がチラチラ出てきて 小暮の疑念が拡大。合わせて 小暮の家族に問題発生。そして まさかのラスト。前作よりもスピード感があって面白いが、あのラストは 次作を読まずにはいられない…って 本当に あのラストの衝撃は凄いよね。「えっ! そんな馬鹿な…。」って感じ。南雲の良さが 垣間見れて 良い感じで次作かなぁ と思っていたのに このラストはねぇ( ”ラスト” ばかり書いてて くどいね)。2025/04/21