双葉文庫<br> 楡の墓

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双葉文庫
楡の墓

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575526226
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』につぐ、開拓期の北海道を舞台に描く短編集。札幌開墾を主導する大友亀太郎と、従事する青年の行く末/表題作。『時代小説 ザ・ベスト2020』(日本文藝家協会編)に収録された傑作「貸し女房始末」。開拓長官・黒田清隆と札幌農学校初代教頭・クラーク博士が船上で繰り広げる教育論争「七月のトリリウム」。全五編。

内容説明

歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』につぐ、開拓期の北海道を舞台に描く短編集。札幌開墾を主導する大友亀太郎と、開墾に従事する青年の行く末/表題作。開拓長官・黒田清隆と札幌農学校初代教頭・クラーク博士が船上で繰り広げる教育論争/「七月のトリリウム」。『時代小説ザ・ベスト2020』(日本文藝家協会編)に採録された注目作/「貸し女房始末」。新時代の波に翻弄されながらも、己の生きる道を選びとった者たちの姿を情感豊かに綴る全五編。

著者等紹介

浮穴みみ[ウキアナミミ]
1968年北海道生まれ。千葉大学仏文科卒。2008年「寿限無幼童手跡指南・吉井数馬」で第30回小説推理新人賞受賞。09年、受賞作を収録した『吉井堂謎解き暦姫の竹、月の草』でデビュー。18年『鳳凰の船』で第7回歴史時代作家クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめの助

4
★★★☆☆明治初期の札幌を舞台にした短編集。『鳳凰の船』に続く、北海道開拓史小説第二弾。一から街を作る苦労と情熱が溢れている。政に翻弄され、思う様に行かない歯痒さはサラリーマンにもよくわかる。お仕事小説としても面白かった。2024/09/23

ton

4
北海道といえば、大自然があって食べ物がとにかく美味しくて、良いイメージしかないけれど、その開拓(アイヌの民族からしたらそれは侵略でしかないのだろうけど)の歴史は殆ど知らなかった。過酷な自然の中での労働、未来を見据えて開墾を進めた大友亀太郎、当時の政権や覇権の争いに翻弄された島義勇、有名な札幌学校、、、色んな人の思いや土地の記憶、そんな積み重ねがあったのだな。「さとほろ」という響きは優しくて良いな。2024/06/26

シータ

2
舞台はこれからまちを作り上げていく札幌。各章、視点の違いで人物の見え方、奥行きが変わってくるのが良い構成。いずれも、根底にある思いは変わらないのである。 2024/07/03

KT1123

2
開拓時代の、主に札幌の話。長らく札幌住まいだが、全くといって良いほど知らなかったことばかり。大友亀太郎の名前は知っていたが、二宮尊徳のもとにいた経験があるとは初めて知った。地元の歴史も追いかけたくなった。最終話がクラークと黒田清隆の話だが、そこに「すぐ結果の出るものばかりを求められる」という文章があり、その時代もそうだったのかと思ったり。2023/01/18

nkwada

1
明治維新後の開拓時代の北海道を舞台にした短編集。故郷を捨てて出てきた少年が若い後家に拾われて札幌(さとほろ)の開拓に従事しながら絆を深める表題作のほか、全体的に読みやすかった。2023/05/28

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