出版社内容情報
日明 恩[タチモリ メグミ]
著・文・その他
内容説明
横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て籠もり事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとり、孤独な戦いを開始する―。タフガイ刑事とお坊ちゃま上司、武本&潮崎の胸のすくような活躍が堪能できる人気警察シリーズ第3弾、待望の新装版。
著者等紹介
日明恩[タチモリメグミ]
神奈川県生まれ。日本女子大学卒業。2002年『それでも、警官は微笑う』で第25回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
座敷童
11
武本が見合い!そんな展開は全く想像していなかった。 それにしても、ここに登場してくる人物はどうしてこんなにも相手の心を読み取れるのか。こんな人に囲まれて仕事したり生活していると楽しいだろうな。まぁ、それだけお互いのことを深く理解しているからなんだろう。2023/10/26
しぇるぱ
2
日明恩はたちもりめぐみと読みます。武本巡査部長は見合いで横浜に出かけた。見合いの後、ホテルはギャングに襲われた。武本も巻き添えになった。潮崎警視は神奈川県警本部に向かった。非番中なのに出勤した。無線から漏れる音は武本のものだった。潮崎が捜査に参加した。神奈川県警は手を出せなかった。武本が武装ギャング団を制圧していくのだ。このへんは、ブルース・ウィリスの映画、ダイ・ハードを連想してみてちょうだい。もともとは、見合いするためにこのホテルに来たのだったね。見合いのの成果はどうだったの。どうだったんだろうね。2022/11/15
がんちゃん
1
シリーズ3作目だがかなりブランクあり、主人公2人のキャラもそうだったかな-ぐらいで記憶がさだかでない。まあ面白いので良いのだが、次の話に続く的な終わり方は、堪え性のないジジイには辛いっす。4作目も読みますけど❗2023/09/24
ベリー
1
⭐️⭐️⭐️2023/02/24
ハチ
0
■警官シリーズ3作目。武本さんのお見合い場面から始まるという、最初から驚きの展開!今回も武本さんの人間性に惚れ惚れさせていただきました。シリーズを通して「人として」「社会人として」の在り方を問われているのを感じる作品です。アクョンシーンの描写も格良くて、まるで映画を観ているよう!手に汗握りつつ、途中、痛い描写に目を覆いつつ読了しました。■本作で嬉しかったポイントは「ハッピーツリーフレンズ」がネタとして使われていたことと、2作目に登場した和田さんが(一瞬ですが)出てきたこと!和田さんのキャラも好きなのです…2024/08/28