双葉文庫 ルパン三世戦場は、フリーウェイ （新装版）

樋口 明雄/塩田 信之/吉岡 平【著】/ＳＴＵＤＩＯ ＨＡＲＤ【編】

双葉社（2022/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 288p／高さ 15cm
• 商品コード 9784575525588
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

TVアニメ「ルパン三世PART6」にも脚本で参加しているミステリー作家・樋口明雄、ライトノベルなど多彩に活躍している小説家・吉岡平と、「女神転生」シリーズなどに関わるゲームライターの塩田信之の3人が執筆した、1987年双葉社より刊行の「ルパン三世」オリジナル小説アンソロジーの復刻版です。

内容説明

うだるような暑さのアメリカ中西部。次元大介は、謎の組織に追われる親子と出会う。少年・ケニーの秘密を巡り、次元の「男の生き様」が冴える！（「戦場は、フリーウェイ」）新たな斬鉄剣…それは持つ者の心を惑わす妖刀。斬鉄剣ＶＳ斬鉄剣の、かつてない勝負に五右衛門が挑む！（「五右衛門秘帳―燃えよ斬鉄剣」）悪徳政治家の義兄に命を狙われる少女・和美。彼女が相続したお宝を狙うルパン一味は、運命のいたずらで殺し屋と対決する事に…（「泥棒さんと、殺し屋さんと、…そしてひとりの少女」）「ルパン三世」オリジナル小説集！

著者等紹介

樋口明雄［ヒグチアキオ］
山口県出身。「約束の地」（光文社）にて２００８年に第２７回日本冒険小説協会大賞、２０１０年に第１２回大藪春彦賞を受賞。また２０１３年には「ミッドナイト・ラン！」（講談社）にて第２回エキナカ書店大賞を受賞。脚本家として、２０１７年ＴＶアニメ「ルパン三世ＰＡＲＴ６」第８話のシナリオを執筆。「戦場は、フリーウェイ」は、小説デビュー作となる

塩田信之［シオダノブユキ］
１９８６年、ゲームブック「妖魔館の謎」（菊池秀行原作・光文社）にてデビュー。以降、２３冊のゲームブック製作に携わった。現在ライターとして活躍する傍ら、ゲーム「真・女神転生ＤＥＥＰ　ＳＴＲＡＮＧＥ　ＪＯＵＲＮＥＹ」公式サイトにて、コラム「神話世界への旅」を連載

吉岡平［ヨシオカヒトシ］
岡山県出身。１９８０年代より数多くの小説や脚本等を手掛ける。主な作品には「無責任艦長タイラー」シリーズや「アイドル防衛隊ハミングバード」などのアニメ化されたライトノベルや「凍てる波涛」などの架空戦記ものなどがある。２０２１年、自らが執筆した「ルパン三世ゲームブック　さらば愛しきハリウッド復刻版」が発売された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[キュー]

若い頃に元の版を刊行時に買いましたが、当時は活字を読むのが苦手だったのと文書が読みづらく思えて途中まで読んで挫折したので久しぶりの再読という事になります。樋口先生のは今読んでも文章が読みづらく感じましたが面白く読めました。次元の沁みるセリフもあって印象は良かったのですが最後があっさりしてるというかもっと燃える展開が欲しかったな〜。吉岡先生のはアニメの設定をうまく生かしてTV、映画の世界観の上でのお話でスピンオフとしてはかなり楽しめたし、文章が読み易くて良し。塩田先生のは・・・スケールの小ささが残念かな。

2022/06/29