出版社内容情報
戦争の爪痕が消えつつある東京で、変わらず博打漬けの日々を送る坊や哲。しかし、右肘に故障が出て、いかさまができなくなってしまった。そんなある日、太いカモの話を聞き、地下組織のTS会から1日1割の烏金を借りて勝負に挑むが……。出目徳やドサ健とも違う近代化された麻雀打ちと戦う、傑作シリーズ第3弾。
内容説明
戦争の爪痕が消えつつある東京で、変わらず博打漬けの日々を送る坊や哲。しかし、麻雀の打ち過ぎからか、右肘に故障が出て、いかさまができなくなってしまった。そんなある日、太いカモの話を聞き、地下組織のTS会から1日1割の烏金を借りて勝負に挑むが…。出目徳やドサ健とも違う近代化された麻雀打ちたちと戦う、大傑作ピカレスクロマンの第3弾。
著者等紹介
阿佐田哲也[アサダテツヤ]
本名、色川武大。昭和4年、東京に生まれる。東京市立第三中学校中退。昭和53年に『離婚』で受賞した直木賞をはじめ、数々の文学賞を受賞。昭和44年、阿佐田哲也の筆名で「週刊大衆」に発表した『麻雀放浪記』シリーズは圧倒的な人気を博し、世に麻雀ブームを引き起こした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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