ショパンゾンビ・コンテスタント

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ショパンゾンビ・コンテスタント

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103522720
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

おれは音楽の、お前は文学のひかりを浴びて、ゾンビになろう。音大中退の「ぼく」と天才的なピアノを奏でる親友を描く新・音楽小説!

内容説明

おれは音楽の、お前は文学のひかりを浴びて、腐ろう。ゾンビになろう。なんとなく音大を中退した、ぼく。魔法のようなピアノを奏でる同級生。その彼女に、ぼくは恋をしている。才能と絶望と恋と友情をめぐる青春小説!

著者等紹介

町屋良平[マチヤリョウヘイ]
1983年生まれ。2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞。2019年『1R1分34秒』で第160回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

193
町屋 良平は、新作中心に読んでいる作家です。このタイトルは何かなと思ったら、青春音楽小説でした。ショパンや音楽のエピソードはたくさん登場しますが、本書は音楽を奏でてくれません♪ ショパンのゾンビというよりも、本書自体がゾンビでした。何時かショパンコンクールを生で観たいなぁ🎶次回は2020年です🎵 https://www.tiaa-jp.com/concours/chopin_competition.html 11月は、本書で読了です📚2019/11/30

旅するランナー

172
芥川賞受賞作「1R1分34秒」でボクサーの心の中を描いた作者が選んだ次のテーマはピアニストと作家志望。ベトナム出身で1980年ショパンコンクール優勝者ダン・タイ・ソンのエピソードから、若者たちのフワッとした恋愛まで、独特の文体とリズムが、かっこよすぎて、軽やかに悔しいです。こうした作品が度重なるとぉ、いっても僕だってぇ、読書熱がぁ、沸騰しちゃうよぉぉぉ。ゾンビものではなく、音楽と小説の構造は似ているし、音楽と小説で時間は繋がっているのだと感じます。読まないと、ゼツ・タイ・ソン(絶対損)ですからぁぁぁ。2020/03/20

いたろう

66
音大を中途退学して、バイトをしながら小説を書いている「ぼく」、音大でできた友人で、ぼくの部屋に入り浸って、ショパンコンクールの映像ばかり観ている源元、ぼくのバイト先の同僚で、源元の彼女の潮里、同じくバイト先の同僚、寺田の、ほぼ4人による小説。ピアノ、ショパンに関する専門的な記述がある一方で、全体として飄々と軽く、源元のピアノコンクールの場面も、改まった緊張感はない。著者は、「1R1分34秒」で芥川賞を受賞した時に、スマホで原稿を書いていると言っていたが、本作もそうなのか。妙にひらがなが多いのは、そのせい?2020/01/13

アマニョッキ

65
やった!感想一番乗り!めちゃくちゃ嬉しいぞい。町屋さんの作品の心地よさを語るのはいつも難しくて、言葉にすればするほど町屋さんの世界が汚れてしまいそうで、でもとにかくわたしは町屋さんの作品が大好きで、その想いを伝えたいとつよく思っていることだけは間違いないのです。町屋さんの描くひとたちが、夜を歩く、ピアノを弾く、マスカットを食べる、首筋をなめる、たかいね空と言う、それだけでわたしは胸がジーンとなるのです。本のサイズ感もフォントも木村和平さんの写真も紙質もすべてが大好き。町屋さんありがとうございます。2019/11/08

konoha

60
町屋さん、好きです。「1R1分34秒」より、読みやすかった。音大をやめ、小説を書くぼく、ピアニストの卵、源元、その彼女、潮里。現代詩のような表現の一つひとつに、はっとする。心の震えや表情や体温をピュアな言葉にすることが徹底されていた。弟との会話、ファミレスのバイト、ぼくと並ぶ潮里、急に決まった旅。何気ないけど、キラキラしていて、誰もが経験したことのある感じ。「永平寺をみて生を感じ、東尋坊をみて死を感じ、カニをたべような、ぼくら。」という文を読んだ時、好きと確信しました。作品にある隙がとても良かった。2021/05/16

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