出版社内容情報
大手建設会社で将来の幹部候補と目されるエリート社員の遠野亮一は、社内の古参派閥の奸計に嵌まり、地方の支店に飛ばされることに。思わぬ左遷人事に腐る亮一を待ち受けていたのは、純朴な田舎妻たちとの蕩けるような情事の日々だった――。書き下ろし長編柔肌エロス。
内容説明
大手建設会社でエリート街道を歩んでいた遠野亮一は、推し進めようとしていたリストラ案が古参派閥の怒りを買い、奸計に嵌められ地方の営業所に飛ばされることに。失意のなか新天地での生活をはじめた彼だが、Ｍっ気たっぷりの美人妻や包容力あふれる食堂の美熟女、名家のセレブ奥様、そして一目惚れしたバツイチ年下のツンデレＯＬなど、魅力的な地方の女性たちとの情事で心が癒やされていく―。書き下ろし長編柔肌エロス。
著者等紹介
桜井真琴［サクライマコト］
１９７２年新潟県生まれ。大学卒業後、広告会社勤務を経て、２０１２年、「特選小説」掲載の「蜜指の記憶」で官能作家デビューを飾る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nishiyan
6
エリート営業マンの亮一が名古屋郊外の左遷先で人妻の志津子、行きつけの食堂のおかみで人妻の藍子、バツイチOLの玲子、歯科医の菜奈、菜奈の母の志乃、営業部長の秋美と関係を結ぶ誘惑もの。不本意な異動で不貞腐れていた亮一が地方営業所で彼女らとの交流を通して生き方を変えていくのが軸。メインヒロインは玲子。タイトルからすると四人の人妻がメインとしても良いのだろうが、バツイチの玲子との恋模様もまた楽しい。名古屋周辺の地名や名物が出てくることからご当地もの色が強いのは面白い。情交シーンは濃密だが、もう少し欲しいと思った。2020/05/30
たんかともま
2
熟れた身体を表現する言葉が少し下品で、それにより、みずみずしさではなく、おばさん感が強まっている。白い肉まんと乳房を表現したり、磯のような生々しいにおいだったり、名古屋弁だったりが若々しさとは違う女性像を作り上げている。一方でなかなか身体をゆるさないメインヒロインを置いたのはよい判断だと感じた。また、人妻や元カレの目の前でなどほんのり寝取り感のある展開が多いのも特徴。それぞれキャラも異なり楽しめる。親子攻略は早すぎるが何でも丼のような読み応えがある。建設会社の設定は最低限の接点、現実味として機能していた。2020/09/10
