出版社内容情報
古来より「神の湯」がこんこんと湧き続け、多くの人々を癒してきた道後温泉。その一角にたたずむ温泉旅館「湯築屋」は、実は神様だけが訪れることのできる宿。その若女将にして現役女子高生の湯築九十九も、いよいよ卒業の季節。そして、宿のオーナーで夫でもある稲荷神のシロから「すべてを話す」と告げられた十八歳の誕生日も間近に迫ってきた。そんな落ち着かない日々でも、九十九は精一杯の笑顔でお客様の神様をお出迎えします!
内容説明
古来より「神の湯」が湧き、多くの人々を癒してきた道後温泉。その一角にたたずむ、神様だけが訪れることのできる宿「湯築屋」の若女将にして現役女子高生の湯築九十九にも、いよいよ卒業の季節が到来した。さらに、宿のオーナーで夫でもある稲荷神のシロから「すべてを話す」と告げられた十八歳の誕生日も間近に迫ってきて…そんな落ち着かない日々でも、九十九は西一杯の笑顔でお客様の神様をお出迎えします!
著者等紹介
田井ノエル[タイノエル]
「第6回ネット小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵@晴読雨読
32
前半のみんなの卒業旅行よかった✨楽しそうな様子が伝わってきた✨後半はシロ様の事。何を言ってもネタバレになってしまう🙂💦そして最後のコマがいい働きしてるわ🎵2020/08/11
れもん
31
Kindle Unlimited。シリーズ5作目。受験からの卒業旅行。九十九が「シロ様も一緒に…」という素直な気持ちを持てるようになったことは成長を感じる。1作目はただただ邪険に扱うだけだったのに。。そして、シロ様の過去が明らかになった。これまでの伏線を回収していった感じでスッキリと纏まる…と思いきや、シロ様の本音がとても刺さる。そうだよね。シロ様も怖いよね。シロ様の不安が次作以降に解消されていくのかな??2024/03/15
ありす
29
受験シーズン到来。学問の神様・菅原道真登場。神の加護と引き換えに道真をおもてなしすることに?無事受験を終えた九十九たち4人は卒業旅行に行くことに。県内の電車の旅だけどとても楽しそうで、行ってみたいなと思った。写真を見ながらシロに土産話をする九十九が幸せそう。そして18歳を迎える日、約束通りシロの秘密を教えてもらうことに。ここまで情報は小出しにされていたが、やはり核心部分は予想外だった。シロの『また…のは嫌だ』の一言は辛いなぁ。【シリーズ5作目】2022/10/21
hirune
25
【Kindle】ついにシロ様の秘密が明らかになる本巻、もう最終巻か?と思ったけどもうちょい続きそうかな?しかし天之御中主神様は月子に袖にされた憂さ晴らしでシロ様に八つ当たりしただけでは?まるでアダムとイブを誘惑した蛇(サタン)のような所業、神様なのに!いかんよねぇ🤔2024/05/11
よっしー
24
ついに九十九達も受験が。私の受験生の頃を思い出しても…そこまで必死に勉強できなかったので、九十九のやり方には少しビックリというか…恐怖を覚えました。やはり、手の抜き方が下手ですね。そこが良いのかもしれませんが。 友達との卒業旅行を楽しんだ後は、ずっと隠されていたシロ様の謎が解明。神と巫女、生きる時間は違えども、お互いに分かりあえていたら幸せなのでしょうね。2021/01/16
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