双葉文庫<br> ロンツーは終わらない

電子版価格
¥880
  • 電子版あり

双葉文庫
ロンツーは終わらない

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575523560
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

孤独を貫く中年男の岩山は、何の因果かロングツーリング中の青森で東京駅を目指す若者・斗児を拾ってしまう。親の敷いたレールから外れ、我が道に踏み出そうとする斗児。だがその行く手には追手の影が……。東北から関東を縦断し、様々な移動手段で逃走劇を繰り広げる二人を待ち受けていたものとは!? 痛快青春ロードノベル。

内容説明

頑なで喧嘩っ早い中年男の岩山は、何の因果かロングツーリング中の青森で東京を目指す若者・斗児を拾ってしまう。親の敷いたレールに疑問を持ち、自分の見つけた道に踏み出そうとする斗児とともに東北から関東を縦断する岩山。だが、なぜかその行く先々に追手が現れ、二人の東京行きを阻もうとする。バイク、新幹線、トラック、バス、徒歩と、様々な手段で逃走劇を繰り広げる二人を待ち受けているものとは!?笑いあり、涙あり、アクションありの痛快青春ロードノベル。

著者等紹介

山田深夜[ヤマダシンヤ]
1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、横須賀市で私鉄職員として約20年間勤務する。99年、専業作家になるため退職。2007年『電車屋赤城』が吉川英治文学新人賞の候補になり、09年「問題小説」掲載の「リターンズ」が日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされる。「本の雑誌」で「2005年上半期ベスト10」に入った『横須賀Dブルース』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めだか

0
バイク旅の本を読みたくなって買ってみた。とても面白かった。ロングツーリングの経験は浅いが、今後のためになるかな、と(笑)。バイクが出てきたのは最初だけだったけど、岩山を通して旅の醍醐味を感じました。また、色んな登場人物の「父親と息子」の話も心動かされました。ロンツーに出たくなりました。2024/08/07

ワイリーカヨーテ

0
頼りない青年と、孤独で愛想のない男。出会って疑似親子のような関係になって、2人とも成長。愛想もないし、色々欠けてるけど主人公が格好いい。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15607163
  • ご注意事項