双葉文庫<br> セブンズ!

電子版価格
¥748
  • 電書あり

双葉文庫
セブンズ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575523515
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

7人制女子ラグビーチームの監督を務める浩子は、来年に行われる国体で優勝するべくチーム作りを始めた。子育て中の主婦や俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら個性豊かなメンバーが集まるが、所詮は寄せ集めチーム。うまくはいかない。一方、浩子の妹、泉は悩んでいた。姉と一緒にラグビーをするべきかどうか。泉はかつてラグビーをやっていて能力はあったのだが、ある理由でラグビーから離れていたのだった。

内容説明

浩子が率いる7人制女子ラグビーチーム“岩手ジャッカル”は、国体での優勝を目指していた。子育て中の主婦や重量級の双子姉妹ら個性豊かなチームに、浩子の妹の泉が参加する。だが泉の“ある理由”から選手間に軋轢が生じ、チームはまとまりを欠き…大丈夫か、“岩手ジャッカル”!

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。2001年『TVJ』で第18回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺあの

7
女子ラグビー(7人制)の話。残念ながら、あんまし迫力はないなぁ。 釜石市におけるラグビー人気は本当だろうけど、ラグビー部の面々の思いが伝わってこない。 ラグビールールの説明や戦術解説などがほしいところ。残念。2020/12/21

こかげ

4
これを読むまで7人制女子ラグビーなんて、存在自体知らなかった。オリンピック種目にもなってるなんて🏆🏅🎗🇯🇵 7割方走り込みで、キツくて車にはねられたいとか、足を折ろうかと相談するシーンで本を置きそうになったが、頑張って読んだ。メンバーの行く末を最後まで見守ろうと思った。 そして試合。準決勝あたりからは一緒にプレイしている気分になった。一緒に走ってた。 泉、オリンピックに向かってがんばれ‼️2022/01/20

matsu

4
五十嵐貴久26の引き出し(嘘です)のひとつ、スポーツ青春モノ。この人の描く「青春」って、年齢で定義されてないことが物凄く好きな理由の一つ。7人制女子ラグビーを縦軸に、姉妹の絆を横軸に、ついでに復興へのエールをZ軸に描かれるスポーツ青春小説だ。そしていつものことだけれど、この人の小説には裏テーマ(?)がこっそりと差し込まれる。今回は、何だろう、「フラット」ということか?済まない。うまく書けない。スポーツは、やるのも見るのもほぼ1mmも興味のない俺だが、ついつい読んでしまう。ほんと、五十嵐貴久は外れない。2020/11/14

次へ

3
スポ根青春ものなんだけど、「地域復興のために!」と重い使命を予算も付けずに一担当者に押し付けるお偉いさんの身勝手さが今の世の中の風潮をよく表していて、面白いんだか不快なんだか。。。単純にはスカッとさせてくれない。2020/07/24

らっこ

2
7人制女子ラグビーの監督が国体を目指すお話。ラグビーの細かいルールはともかく大まかな流れは分かっていると思ってたものの、7人制はまた結構違うんですね。特にフットサルみたくコート狭くなるんじゃなくて、十五人制と同じコートでやるのは驚きました。運動量半端ないやつですね。姉妹の確執を主軸に国体までの道のりが描かれており、年齢を含めチームメンバーの立ち位置がバラバラでその辺り面白かったです。2021/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15604980
  • ご注意事項