出版社内容情報
かつて実父と恋人を無差別テロで失った水野乃亜は警察庁に入庁し、警察官僚の佐山から特命を受けて警視庁刑事部共助課見当たり班に配属される。日本の治安維持のため、防犯カメラと連動した衆人監視システム「ホークアイ」導入を目論む佐山は、乃亜の共助課配属とともに見当たり班解体に動き出す。そんな中、アメリカに追われるテロリストが日本に潜入し……。著者初の書き下ろし警察小説、渾身のシリーズ第1弾。
内容説明
大都会の雑踏に立ち、逃亡中の手配犯を見つけ出す見当たり捜査―。警視庁捜査共助課に着任した水野乃亜は、新たな衆人環視システム導入を目論む警察庁のキャリア官僚・佐山の特命を受け、その現場に立っていた。そんな中、チェチェン人の女テロリストが密かに日本に潜入。都心にある米軍関連施設を襲撃する準備を着々と進めていた。警察内部の覇権争いと水面下で策を巡らすアメリカの思惑―。現場の刑事達の矜持と己の信念の狭間で揺れ動く乃亜は、テロの脅威にさらされる日本の窮地を救えるのか!?怒涛のノンストップ警察小説、第1弾!!
著者等紹介
初瀬礼[ハツセレイ]
1966年、長野県生まれ。上智大学ロシア語学科卒。テレビ局で勤務する傍ら、2013年に『血讐』(リンダブックス)で第1回日本エンタメ小説大賞優秀賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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