双葉文庫<br> 左遷捜査〈2〉迷宮入り事件

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双葉文庫
左遷捜査〈2〉迷宮入り事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575522228
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

警視庁捜査一課に配属されたばかりの目崎敦史と、癖の強いベテラン刑事・棟方国雄警部補の凸凹バディに2件目の大事件!

内容説明

早朝の荒川に浮かぶ男性の死体が発見された。被害者は特殊清掃を扱う会社の社長で、銃で撃たれた痕があった。警視庁捜査一課のベテラン刑事・棟方国雄は遺体が示す事実を丹念に拾い、若手刑事の目崎敦史は未熟ながらも、相棒としての務めを果たそうと必死に食らいつく。そして、時に上層部の意向に沿わぬ二人の“補欠捜査”が、平成の世に積み残した「重大未解決事件」の犯人をたぐり寄せる!大好評シリーズ、待望の第2弾!!

著者等紹介

翔田寛[ショウダカン]
1958年東京都生まれ。2000年「影踏み鬼」で第22回「小説推理新人賞」を受賞。01年、「奈落闇恋乃道行」が第54回「日本推理作家協会賞・短編部門」の候補となる。08年「誘拐児」で第54回「江戸川乱歩賞」を受賞。14年「墓石の呼ぶ声」が第67回「日本推理作家協会賞・短編部門」候補に。15年刊行の『真犯人』は第19回「大藪春彦賞」候補になり、18年WOWOWで連続ドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

72
シリーズ2冊目。思い出せるか?思い出せなくても問題なく楽しめました。特殊清掃の会社社長が殺された。拳銃は未解決のスーパー強盗殺人事件に使われたものだった。社長は何故殺された?ヤクザの見せしめ?犯人は?二つの事件の関連は?独自の視点で捜査する棟方と目崎。事件を捜査する中で棟方の息子の事件につながるワードが出てきたよう。二つの事件を解決した2人、過去の事件に決着をつけられるのか?次が最後。2021/10/14

タイ子

72
ベテラン刑事棟方と新米刑事目崎のコンビシリーズ第2弾。 少しづつ棟方の事が分かりかけてきた目崎、相変わらず不愛想で無口な棟方から「そんな事は自分で考えろ」と言われないうちに考えるようになったのは成長。今回の捜査の中で出てくるスーパーの強盗殺人事件は実際に起こった20数年前のスーパーの事件を思い出す。これは迷宮しているのでこの作品のように事件が解決しないかな。棟方の過去のことも、目崎の父親の犯人も不明なまま終了。つづく~!2019/06/19

紫 綺

71
シリーズ第2弾。ふつうに面白いのだが、今回は特に際立った展開が少なく物足りない。棟方の過去と目崎の殺された父親の真相をもう少し交えながら進めて欲しかった。さっさと知りたい‼2019/12/08

ゆみねこ

71
若手刑事の目崎とベテラン刑事の棟方のコンビ。シリーズ2作目は早朝の荒川に浮かんだ射殺遺体に関わる殺人事件。目崎の成長と棟方との関係の変化、今作も面白く読了しました。2019/06/30

さっこ

65
シリーズ第2弾。新人刑事の目崎も棟方の捜査手法を理解し成長していました。特殊清掃を扱う会社の社長が殺された。事件の謎に5年前に起きたスーパーマーケットの強盗殺人事件との繋がりが。目崎が一生懸命、棟方に食らいついていっている感じが良かったです。目崎のお父さんの事件も前進しそうだし第3弾も楽しみです。2020/03/03

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