双葉文庫<br> 困った作家たち―編集者桜木由子の事件簿

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双葉文庫
困った作家たち―編集者桜木由子の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575520743
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



両角長彦[モロズミ タケヒコ]
著・文・その他

内容説明

とある出版社の文芸編集者・桜木由子の担当する作家は問題児ばかり!?最終話を「読者への挑戦」とし連載を終えたミステリー作家のもとに一通の手紙が届く。「この作品は盗作、トリックは―」推理されるはずのないラストを言い当てられ真っ青になる作家。事態を収束すべく奔走する桜木だったが…。個性豊かな作家たちが引き起す事件を、桜木と見た目は優男だが腕は確かな探偵の鶴巻が解決していく!6つの短編と5つのショートショートを収録。

著者等紹介

両角長彦[モロズミタケヒコ]
1960年埼玉県生まれ。2009年『ラガド―煉獄の教室』で第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

95
連作短編集。久しぶりに両角さんお得意の短編の間にショートショートもあり。作家のキャラが濃くて楽しめましたが、主人公の影が薄い・・・。2018/01/25

26
さくさくと♪アンソロジーでしか読んだことなかった作家さん。短編集なのであっさり謎解きされちゃうからか、物足りない感じが、ちと残念。解説を読んでラガドって作品が気になりました。2019/01/07

マッちゃま

22
解説にもありましたが、タイトル通り「困った作家たち」が巻き込まれたり引き起こす奇妙な事件を編集者の桜木が探偵の鶴巻に依頼し解決していくミステリ。書店でウロウロしてて目に付いた初読み作家さん。なんじゃコリャ〜なストーリーに惹かれ購入でした。読みやすく奇妙な謎もキレイに解け、クロサーに普通の密室から雪密室など、こう言っちゃ失礼だけど意外とミステリ的な試みもバリエーションも豊富。それでいてミステリ…と云うよりサラッとした読みクチが先に来る展開は不思議(笑)軽く楽しめたので僕的には良かったです。2018/01/24

coco夏ko10角

19
6つの短編・5つのSS、作家や作品の事件や謎。作家たちのキャラが濃い、本当にいそうな人も?しかし一番気になったのは『口述密室』の「軌道上密室」の真相…。2021/01/26

のんちゃん

17
文芸編集者桜木由子が探偵鶴巻と組んで、自身の担当作家達が巻き込まれる事件を解決するミステリー。が、解説の書評家細谷氏の記述にもあるように、桜木と鶴巻はなんだか影が薄い。変人作家達にスポットライトは当てられ話は進む。まぁ、楽しめた一冊。私の中では、鶴巻は西島秀俊さんの配役だった。作家達は老練燻し銀の脇役俳優さんをたくさん当てはめて読んだが、桜木はどの女優さんがいいかしら。(^^)2019/04/20

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