出版社内容情報
坂木 司[サカキ ツカサ]
著・文・その他
内容説明
こわがりなのに、大学の推理小説研究会に入ってしまった「僕」と、ミステリが大好きな中学生の「先生」が、身のまわりで起きるちょっとした「?」を解決していく“二葉と隼人の事件簿”シリーズの第2弾。前作『先生と僕』同様、ふたりの活躍に加え、ミステリガイドとしてみなさんを愉しいミステリの世界へと導く!
著者等紹介
坂木司[サカキツカサ]
1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』でデビュー。『仔羊の巣』『動物園の鳥』と続く“ひきこもり探偵”シリーズで人気を博す。日常に潜む謎を解くミステリから青春小説まで、多くの読者の注目を集める。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SJW
132
全作品「先生と僕」の続編(二葉と隼人の事件簿シリーズ第2段)。大学の推理研究会に入った二葉(僕)と、ミステリが大好きな中学生の隼人(先生)が日常ミステリーを解き明かしていく。二人が探偵として成長していく姿が面白い。2019/11/04
寂しがり屋の狼さん
91
ミステリ好きな中学生と怖がりなのに推理小説研究会に入ってしまった大学生のコンビが日常の謎に挑む🔎シリーズ第二弾(◕ᴗ◕✿)ほのぼのとした謎解きが心地よい作品です🎵2023/07/05
hnzwd
80
シリーズ第二弾。今回も日常の謎満載でしたが、、ライバルと言える存在のレディバードが素敵。今後も絡んでくるキャラクターとして描かれた気がしますが、、第三作のタイトルはどうするんでしょう??2017/06/26
えりこんぐ
68
シリーズ第2弾。大学生と中学生コンビ、なおかつ日常の謎ではあるのだけど、今回はビターな感じ。冷めすぎてる隼人にピュアすぎる二葉は確かに名コンビ。初登場のお父さんはいい男だと思った。【積読7】2020/03/01
ケロリーヌ@ベルばら同盟
57
師弟探偵第二弾。中学一年生の隼人とその(一応)家庭教師の二葉。「師と弟子」が、どちらであるか、というのが情けなくも悩ましい二人が日常の謎に挑むこのシリーズ、さすが坂木さんの作品と言うべきか、甘い誘惑が絡みます。バレンタインチョコレート商戦で賑わうデパートの催事場で、「先生」の好敵手登場?高級チョコレートの消失事件の真相に至った二葉と隼人くんの抱いた想いはそれぞれだったけれど、読者は「誰かが作ったものを正規に買おうとする人がいるのに、横から奪うなんて見逃すべきではない」に同感。盗みをたのしむ?冗談じゃない。2022/11/11