内容説明
錦戸虎治と本田麗香は、同じ孤児院出身。どん底の生活を経て再会したふたりは、性を武器に成り上がることを決意する。大金をつかむまで互いとのセックスはしないという約束のもと、ターゲットを捕獲していく虎治の前に、絶好の獲物・小浜真央美という天使のような令嬢が現れる。草凪ワールドのダーク系とライト系が融合。書き下ろし長編官能、ダーク系の前編。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』(双葉文庫)でデビュー。『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が『この文庫がすごい!2005年版』で官能文庫大賞を受賞。また『この文庫がすごい!2010年版』では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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