双葉文庫<br> ナンバー

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双葉文庫
ナンバー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575517095
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

警視庁捜査二課。殺人などの凶悪事件を担当する捜査一課とは違い、横領や詐欺といった狡猾な知能犯と対峙する。その二課に所轄署から配属された西澤警部補は、独特の捜査方法や同僚をライバル視する捜査員に戸惑いながらも眼前の犯罪に立ち向かっていく。人はどんな時に人を騙し、裏切り、真実を隠蔽するのか。細かく作り上げられた事件と、人間の奥深い心理を圧倒的なリアリティーで描くこれまでにない警察小説。待望の文庫化!

著者等紹介

相場英雄[アイバヒデオ]
1967年新潟県生まれ。2005年『デフォルト(債務不履行)』で第二回ダイヤモンド経済小説賞を受賞。警察小説『血の轍』で第16回大藪春彦賞、第26回山本周五郎賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

181
警視庁捜査二課に配属された西澤警部補。横領や詐欺の狡猾な知能犯を追う西澤のじりじりするような日々。秘保と協力者。同じ二課内部での駆け引き。気の抜けない毎日のなか、西澤は成長する。逆転につぐ逆転により、辛酸を嘗める西澤。職場としてはとてもハード。犯人や協力者といった登場人物の感情の動きが丹念に描かれ、西澤らが追い詰めたかと思っても一波乱ある。派手さはないが心理戦でじわじわとした面白さがある作品。実際、捜査二課を取り上げた作品は少ないと思うので貴重だと思う。西澤がより一層タフになるのを期待して続編を読もう。2017/10/29

新地学@児童書病発動中

117
切れ味の良い連作集で、ミステリの面白さを堪能した。横領や詐欺の捜査をする警視庁捜査二課が舞台になっており、殺人事件をテーマにしたミステリとは異なった雰囲気がある。心理戦が描かれて、その中で人間のさまざまな姿が浮き彫りにされるのだ。主人公の西澤警部補は失敗ばかりするのだが、厳しい上司に鍛えられて、少しずつ成長していく。この点は良く出来た人間ドラマとして読むことができた。西澤の先輩の刑事である大岩が活躍する2話の「十二桜」が私のベスト。退職間際の老刑事の苦渋の決断が心に残る。2017/04/02

miww

104
警視庁捜査ニ課第三知能犯捜査係(通称三知)に配属された西澤警部補の成長物語。今まで読んだ警察小説は捜査一課、殺人などの凶悪な犯罪をテーマにした作品だったがこの捜査ニ課は横領、詐欺、贈収賄など知能犯が相手。徹底した秘密主義で同じ課内でも手の内を明かさず一日中パソコンに張り付いて事務作業という一見地味な仕事だが、流れる空気と緊張感は半端なくこちらまでピリピリしてくる。失敗続きの西澤を退職後も気にかける大岩、三知の上司真藤や清野がいいキャラ。未知の捜査ニ課は新鮮で面白い。2017/02/05

アッシュ姉

89
これまでにない警察小説!捜査一課がメインの物語は数多くあれど、横領や詐欺などの知能犯を相手にする捜査二課が主役で新鮮な面白さがあった。所轄から警視庁捜査二課第三知能犯捜査係に配属された西澤警部補。極端な秘密主義と個人主義の体制で、独特な捜査方法に戸惑いながら奮闘していくが、手痛い洗礼を受けて一筋縄ではいかない。打ちのめされていく感じ、嫌いじゃない。いや、むしろ好き。派手さはないが、苦味の効いた渋い味わいで続編も非常に楽しみ。2017/10/02

Rin

85
今まで沢山の警察小説を読んできたけど、確かに第二課はなかった。主人公西澤さんもやり手ではなくて、怒られてばっかり。畑違いの第三知能犯捜査係に配属されたから大変なのはばっちり伝わってくるし、犯人ありきで証拠を固めるのは神経を使いそう。横領や詐欺をた働いた犯人のおとすのも一苦労。捜査一課とまったく違う新鮮さと短編形式と、でも、えっそこで?というおっちょこちょいさも最後まで健在の西澤さんで、すいすい読めた。三知メンバーは乱暴で冷たそうだけど優しいので、彼らと共に西澤さんの成長を追いかけたいです。2018/03/07

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