双葉文庫 奴隷区―僕と２３人の奴隷

岡田 伸一【著】

双葉社（2014/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 229p／高さ 15cm
• 商品コード 9784575516777
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

リュウオウ、ツバキ、エイアを中心にした、ＳＣＭを巡る奴隷バトル。その裏で、主人と奴隷は出会い、憎み合い、そして惹かれ合った。本編では描かれることのなかった２４人の主人公（＋α）の新たな一面を、漏らすことなく描き切る！大人気サバイバルミステリー、待望の番外編！

著者等紹介

岡田伸一［オカダシンイチ］
昭和５９年生まれ。東京都出身。Ｅ★エブリスタにて活動する小説家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うまる]

サバイバルサスペンス、番外編。本編進行中の裏話や後日談など、本編全3巻を読んだ方が楽しめる短編が多数収録されています。凄惨な本編からするとユルい話が多いですが、ここでこんな絡みや心情があったのかと新たな発見がありました。特に"ジャマイカンライフ"が変わった切り口で面白かったです。わたしの推しキャラである不幸な変態目黒さんが活躍するお話はありませんでした。あらすじに"24人の主人公の新たな一面を漏らすことなく"って書いてあるのに出てこないなんて、番外編でもやっぱり不幸なんだなと笑ってしまいました。

2020/01/15

[ササキマコト]

完全に、おまけで番外編ですね。本作単体で捉えると、たいして面白くありません。シリーズ本編の内容を知っていてこそ、楽しめる一冊です。ということで、読む場合は本編を読んでから手に取ってください。個人的には、ゲッコウの話と中央アタルの幼馴染が好きです。特に中央アタルの幼馴染は、本編を読んでいたときから気になっていたので、しっかりとした結末が読めて、満足でした。幼馴染さんは予想の斜め上を行くキャラ設定だったけど、それはそれで良し（ノ∀`）

2016/04/06

[米倉 涼子]

★☆☆☆☆本編に最初から織り込ませておけばいいのに、と、思える中途半端なエピソードの集合体。単体で買うと、まったく訳ワカメな本の典型。本編の終幕に興ざめしていた分、最初から構えて読んでしまい、低評価となっている事も否めないが、ワザワザ買って読まなくても問題ない作品。最初にまとめ買いすると、こうなる本ってあるよねー。

2018/08/31

[絵美]

本編ではあまり描かれなかった、AがBと出会って奴隷にされるまでの状況。CがDの家にやって来てから去るまで。奴隷争奪戦の最中のエピソード。全てが終わってからの、“彼”と“彼女”の物語…などなど。 短いストーリーが17、収録されていた。　個人的には、対戦(本編)と全く関係ない、日野夫妻の話が一番面白かった(笑)。

2014/06/18

[かんけい]

本編を読んでから、こちらの本を読む事を薦めます！本編では、いきなり結果になってた場面が多々あったけど、その部分にスポットライトを当てた感じかな？本編を読んで時間が経ってる自分は、忘れてるとこも多々あり、こういうのは、一気読みがお勧め！恐らく6月に映画が始まるから、もう少し読む人が増えるかも

2014/05/20