内容説明
借金を頼みに行った叔父の家で、誘拐犯からの電話を不運にも取ってしまった。「妻の命が惜しければ一千万円用意しろ」。しかし叔母は、Jリーガーの代表選出パーティーに出ているはずなのだが―(「トラップミス」)。サッカー用語をキーワードにした、短編とショートショートの精鋭ミステリー・イレブン!本格推理の名手の技が冴えわたる。
著者等紹介
蒼井上鷹[アオイウエタカ]
1968年、千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て執筆活動に入る。2005年、第26回小説推理新人賞受賞作「キリング・タイム」を収めた『九杯目には早すぎる』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょーくん@本棚再編中
37
★★★★★☆☆☆☆☆「九杯目…」「二枚舌…」と同様の短編と掌編の作品集でした。他のかたも指摘していましたが、前二作に比べると何か物足りなさを感じました。作品そのものからくるものなのか?それとも飽きからくるものなのか?2014/09/19
きょん
7
サッカーをモチーフにした短編集なんだけど、最後まで読むと却ってどこからどこまでが作中作なのか分からなくなってしまった。そして、ゼンベエの行方が気になる。2014/06/02
海星梨
3
図書館片っ端から。サッカーとミステリ? えー楽しめるのかなそれ、って思ったけど、わりとサクッと読めた。章扉のところにサッカー用語の解説を短く入れてくれたらもっと良かったかも。ヘディングとかは流石にわかるけど、わかるけど、カタカナ苦手人間としてはあったほうがもっと万人が読めると思う。またサッカーが流行った折には「サッカーの時流がきてるね! これ読んで!」と言おう。2025/07/10
カガミ
3
旅のお供に購入してしまった。 読みづらくて全然集中できなかった。いや、環境じゃなくて、文章が……。2014/05/28
フワフワ
3
★★★☆☆蒼井さんの短編好きなんだけど。これはいまひとつだったな〜。2014/05/19
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