双葉文庫<br> 警官の貌

個数:
電子版価格
¥561
  • 電子版あり

双葉文庫
警官の貌

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年12月08日 14時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575516586
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾秀一はなぜ真犯人は別にいると思ったのか?浅草署留置係の小西逸男が最後の最後に見た光景とは?警視庁通訳捜査官の城正臣と保安課の上月が切り込む犯罪の全貌とは?そして、残酷な犯人への怒りを自制する所轄刑事課の吉川圭一。個人の尊厳と社会の秩序のために、世間は何を求めたのか?警察小説の第一線を走る著者による、新鮮な驚きに満ちた珠玉の短編集。待望の文庫化。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て執筆活動に入る。以降、警察・格闘・伝奇小説などを次々に発表する。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査(2)』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。芯の強い人物を描き続け、賞賛を集める

誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。学習院大学卒。2002年『妖の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞

福田和代[フクダカズヨ]
1967年兵庫県生まれ。神戸大学卒。金融機関でシステムエンジニアとして勤務の後、2007年『ヴィズ・ゼロ』を上梓。豊富な情報量と圧倒的なスケールで読書界の話題をさらう

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。93年、鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』は、巧みな伏線と微に入り細を穿つ構成で傑作と評される。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞を受賞。また同年、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

drago @竜王戦観戦中。

122
豪華作家陣による警察小説アンソロジー。●今野『常習犯』:ベテラン刑事が空き巣常習犯の殺人容疑を晴らす。二人の奇妙な信頼関係が面白い。●誉田『三十九番』:留置所看守の秘密。誉田氏らしいブラックな話。●福田『シザーズ』:警視庁捜査官と通訳専門官の友情(ハサミの両刃)。福田作品は初読みだが面白かった。長編を読んでみたい。●貫井『見ざる、書かざる、言わざる』:死刑制度の是非? 目と舌と指を奪う鬼畜の犯罪が衝撃的。 ☆☆☆☆★2014/09/20

りゅう☆

118
窃盗犯と刑事の信頼関係もありの今野敏さん『常習犯』、犯人は予想通りだったが動機に驚き、グロさを覗かせ、見事な叙述トリックに騙された誉田哲也さん『三十九番』、不法滞在摘発等の事件の内容に重さはなかったが警視庁保安課上月と通訳捜査官城の『シザーズ』コンビの今後もみたい福田和代さん、いきなりのグロさや吉川の姪のことに眉間に皺寄るも、賛否両論ある死刑制度について考えさせられる貫井徳郎さん『見ざる、書かざる、言わざる』。どの物語も登場人物が持つ背景や人格、関係が魅力的。短編だけでは勿体ない。シリーズ化してほしいな。2017/10/24

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

96
80/100点 なかなか豪華な執筆陣の4話を収録した警察小説アンソロジー。貫井さん目当てに手に取った一冊です。その貫井さんの作品は悲惨な被害者の状況からどんな展開になるかと期待したのですが、設定に違和感を感じてもうひとつ楽しめませんでした。一番面白かった作品は誉田さんの「三十九番」でした。ただ警察官がヤクザにある性癖がバレただけで強請られ、結果あのような犯罪を犯すものかと疑問に思ってしまいました。とはいえ後半に驚きがあって充分楽しめました。2018/10/29

ケイ

95
全部読んだ事があった。単行本で刊行された『痛み』『誇り』を再編集したもの。2冊を合わせて題名を変えて文庫で出すのは、どうなんでしょうか。結果としては、いいバランスにはなっているし、題名に則していると思うのだけれど。誉田さんは短編でも手を抜かないのか…、この長さでじわじわと迫ってくる。残酷なシーンを遠慮なく描いても、凄惨さだけではない恐怖に読み手はつかまってしまう。福田さんの、中国語の通訳をしている警官と彼を不安げに見守る警官、そして中国人の少年の話がなかなか想像しえない展開で、二度目でも面白かった。2014/11/03

takaC

93
ありゃ?どれもこれも読んだことあるぞ。と思ったら『誇り』『痛み』の再編集だった。2018/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7996231
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。