内容説明
警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾秀一はなぜ真犯人は別にいると思ったのか?浅草署留置係の小西逸男が最後の最後に見た光景とは?警視庁通訳捜査官の城正臣と保安課の上月が切り込む犯罪の全貌とは?そして、残酷な犯人への怒りを自制する所轄刑事課の吉川圭一。個人の尊厳と社会の秩序のために、世間は何を求めたのか?警察小説の第一線を走る著者による、新鮮な驚きに満ちた珠玉の短編集。待望の文庫化。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て執筆活動に入る。以降、警察・格闘・伝奇小説などを次々に発表する。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査(2)』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。芯の強い人物を描き続け、賞賛を集める
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。学習院大学卒。2002年『妖の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞
福田和代[フクダカズヨ]
1967年兵庫県生まれ。神戸大学卒。金融機関でシステムエンジニアとして勤務の後、2007年『ヴィズ・ゼロ』を上梓。豊富な情報量と圧倒的なスケールで読書界の話題をさらう
貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。93年、鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』は、巧みな伏線と微に入り細を穿つ構成で傑作と評される。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞を受賞。また同年、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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drago @竜王戦観戦中。
りゅう☆
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
ケイ
takaC