内容説明
京都の休日を嵯峨野トロッコ列車観光で楽しんでいた女優の衣川愛理は列車内で奇妙な脅迫行為に遭い、嵯峨野警察署に届け出た。数日後、非常勤講師の野中和江が東京に江戸川土手で殺害される事件が発生。捜査が難航するなか、西伊豆で同様の手口の殺人事件が起きる。警視庁・京都府警・静岡県警の合同捜査が始まった。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ、62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。78年、十津川警部を主人公にした鉄道ものを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベル・ミステリー・ブームを作り出した。81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さつき
3
ドラマは観たことがあるけれど、そういえば原作を読んだことがない・・・と思い購入。読んでいると出演者の顔が浮かんできます。(内容には無関係ですが、フォントのサイズが少し大きめなのか、文字がとても読みやすかったです。)2015/06/07
ディープなつまみぐい
2
京都から始まった事件が警視庁、京都府警、静岡県警の合同捜査へ。十津川警部の動きが、いつもとは違う展開ではあったもものの、やはり面白く一気に読了。2022/03/09
義輝仮面
1
【★★★☆☆】 既出だけど金持ちなら2人共引き取れば今回のような悲劇は避けられたんじゃないのかな・・・。 ただ内容はすごく面白かったです。どう犯人にたどり着くのか最後まで楽しませてくれた。2017/05/18