内容説明
クラスで酷いいじめに遭っていた中学3年生の藤原彩菜は、ある決意をする。「クラスメイトに自分と同じ地獄の苦しみを味わわせてやる」―見え隠れするいじめの首謀者。黒幕は親友なのか、それとも…全員狩るまで終わらない―28人のクラスメイトへの、命がけの復讐が始まった!
著者等紹介
山崎烏[ヤマザキカラス]
愛知県安城市出身。通信系の会社に勤務するかたわら、E★エブリスタで執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三代目 びあだいまおう
258
ごめんなさい。酷評です。凄惨ないじめにあっていた女子中学生が、恨みをはらすためにクラスメイトに復讐を重ねる。テーマとしては共感もし、応援したくなる。でも、でも、全く共感できない。感情移入ができない。作品に対しあまり批判的な態度を示したくない私ですが、ごめんなさい、これはダメだ。しかも誤字が目立つ。頑張って最後まで読んだが胸くそ悪い感情しか残りませんでした。2020/03/26
mr.lupin
74
苛めにあった中学生の少女がクラス全員に復讐を。サクサクと読める1冊でしたが、何せ登場人物が多くて覚えられなかった(笑) それにチョッと設定上無理があるんじゃないかなと思う場面もチラホラと。全体的に粗削りな感じは否めないかな。先生は何してたんだろう?? 気が付かなかったのかな?? ☆☆☆★★2017/11/17
ちょこまーぶる
64
読後に「怖っ~」と呟いた一冊でした。クラスで虐めを受けていた女子高生が、全員に命がけで復讐をする話なんですが、その虐めの内容も凄いんですが、復讐の内容が周到に計画された復讐が多くて、その執念や予測計画性の能力を今後の人生に役だてた方が良いんじゃないかと思ってしまうぐらいでしたね。でも、虐めを受けていたらこの子のような感情になるのも理解できる気がします。でも、その復讐が進むにつれて、少しずつクラス内の闇に見えていなかった関係が明らかになって、結局復讐は何も残さなかったと気付きながらも炎は消えない怖さったら。2022/04/24
ジンベエ親分
53
いやあ~、ほとんどトンデモ小説(笑) いじめを受けていた女子中学生がクラス全員に復讐を企てる話なのだが、まずとにかく文章が壊滅的。のっけから「隊員してから3週間」などという強烈な誤植をぶちかましてくれる。そもそも復讐の動機になったイジメも、数ページでさらりと説明されるだけだし、いざ復讐にとりかきってからも、小説というよりはプロットのメモ書きみたいな説明調の文章で淡々と語られるため、凄惨な話なのにちっとも切迫感がない。そのくせ「あと、18人」なんてカウントダウンが良い味出してる(笑) カルトの殿堂入り(笑)2018/03/27
菅原孝標女@ナイスありがとうございます
49
久しぶりに小説を読み終えた。なんとも救いようのない復讐劇だった。中学生にしては全員やることがかなり残酷で壮絶だった。2024/03/18