内容説明
ふふっと笑える「おもしろい」話、涙がこぼれる「イイ」話。4ページに娯楽の要素がギュッとつまった『小説推理』の名物連載が待望の文庫化。スケベ心が世界記録を生み出した話、疫病神と呼ばれた女子アナがたった一日で「女神」となった話、モノクロ写真で妙に黄色く写る人物の怪奇話、勉強とは「自分がバカであることを知るためにするのです」と教えてくれた恩師の泣ける話など、6つのジャンルの「おもしろイイ」話を60編収録。もちろん、井崎式競馬予争の仰天話も!痛快爽快、抱腹絶倒話の決定版。
目次
驚 目からうろこのイイ話
笑 腹がよじれるイイ話
謎 ちょっと不思議なイイ話
得 スポーツなるほどイイ話
泣 思わず涙がこぼれるイイ話
艶 ちょっと大人なイイ話
著者等紹介
井崎脩五郎[イサキシュウゴロウ]
1947年生まれ、東京都出身。1970年、株式会社ホースニュースに入社、競馬専門紙記者となる。独自の競馬予想とあたたかな人柄で人気となり、現在では『みんなのKEIBA』や『噂の!東京マガジン』などのテレビ番組へ出演し、『週刊大衆』、『小説推理』、『毎日新聞』、『東京中日スポーツ』などで多数の連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
6
途中から競馬の話が中心になり、競馬には全く興味のない私としては、残念。かと思いきや、知らない世界を覗き見れてそれなりに満足でした。語呂合わせで予想をする人がいることを知り、そんなもんなのかと驚きました。2015/10/29
ライアン
6
井崎脩五郎、競馬以外にこんな本も出してたんだなと。雑誌連載をまとめたものだけど単行本化は3年前なのか。イイ話というは井崎的与太話だね(笑)。読んでてどれが本当でどれが創作なのかと思ったら最後のページに「基本的にはフィクション」というはっきりしない言葉が。実際の話もあるんだろうけど創作も結構リアリティがちゃんとあって面白い。井崎さん文章上手いし博学なんだろうな、きっと。「浅草の大統領」「味斎」「ダブルプレー」「勉強とは自分がバカであることを知ること」がお気に入り。2015/05/25
kazzak
2
伊崎脩五郎さんといえば、いわずと知れた競馬評論家ですね。予想はたいてい「こじつけ」「暗号読み」だったりするので穴予想になるからあんまり当たらない(苦笑。 阿部幸太郎(馬)、佐藤洋一郎(サンスポ)と一緒に穴トリオと昔は呼ばれていましたね。で、当たらないので競馬オヤジたちからは「この馬鹿野郎!」と呼ばれていて、ここでもやっぱり"郎"が付く、というオチが付いていたコラムを思い出しました。 でも、脩五郎さん憎めないキャラで好きなんだよなぁ。2015/03/29
Panico
1
競馬予想でおなじみの井崎さん集。話の種に丁度良いですね2015/11/22
高箸やすめ
1
炸裂してます井崎節。井崎センセと初めて仕事したのは、自分の企画が初めて通った番組で、競馬の番組ではなかったのだけど面白かったんですよねー。2013/02/14