内容説明
美しい女性徒に惑わされないようにと、新任教師の欲望処理を引き受けてくれた先輩女教師との蜜事「約束の夕焼け」、大学で無理矢理剣道部に入部させられた新入生が、憧れの女主将と付き合うため一計を案じ、首尾よく初体験をする「くれない花弁」、十七年連れ添った夫の浮気を疑いつつ郷里に向かった人妻の情事「紅の光」など、第一線の超人気官能作家による書き下ろし官能アンソロジー。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県出身。福岡女子高校卒業後、現代文芸研究所の田端信氏に小説の指導を受ける。1989年、作家デビュー。しっとりと情念あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで、幅広い作風を持つ、女流官能作家の旗手
櫻木充[サクラギミツル]
東京都生まれ。1997年末に『二人の女教師・教え子狩り』(フランス書院)でデビュー。サラリーマン生活のかたわら執筆を続けていたが翌年退職、専業作家として活動を始める
館淳一[タテジュンイチ]
1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒業。芸能記者、別荘管理人、フリー編集者を経て、75年「別冊SMファン」にハードバイオレンス小説『凶獣は闇を撃つ』を発表しデビュー。爽快感のあるスピーディな文体、現実味のあるストーリーの組み立ては、従来のSM小説のイメージを打破し、後継者に多くの影響を与えている
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年、東京生まれ。筑波大学卒業後、フォーク歌手を目指したものの失敗。芸能プロダクションに勤務するかたわら音楽系のライターに転身。その後官能小説に関心が高まり、91年『姉と叔母個人授業』(フランス書院)でデビュー
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年、神奈川県生まれ。県立三崎高校卒業後、看板屋、工員、飲食店勤務などを経て、二十三歳で官能作家デビュー。著作数は三二〇冊を超えた。本名の「奈良谷隆」では戦記やアクション小説を、「ならやたかし」では漫画やイラストも描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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