内容説明
ネオン煌く「銀座」にも光届かぬ闇がある。祇王は昼間はふつうの高校生。だが、夜は闇に巣食う“奴ら”と闘う“戦士”だ。屋敷の離れに閉じ篭りきりの祖母ちゃんや、チームのリーダー武城さんもいるが、なんせ人使いが荒い。そんな中、武城さんが何者かの手によって意識不明の重態に。やがて、チームのメンバーも次々と斃され…。都会の闇に生きる宿命を負った少年を描く、ハイパー青春伝奇小説。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。在学中は推理小説研究会部長を務める。雑誌記者を経て、82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。著作は300冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。