内容説明
勝負というものには、その背後に必ず人間と運とさまざまな感情が存在する。ゴルフというスポーツの周辺で、時に男たちはさまざまなものを賭して真剣に闘い、運命の女を女神とし、子への情を伝えようとする。人生を、愛を通して感涙を誘う珠玉の短編集。
著者等紹介
高橋三千綱[タカハシミチツナ]
1948年大阪府生まれ。サンフランシスコ州立大学、早稲田大学をいずれも中退の後、新聞記者となって活躍。1974年『退屈しのぎ』で第17回群像新人賞を受賞、翌年から執筆活動に専念し、1978年『九月の空』で第79回芥川賞を受賞。ゴルフなどの漫画原作でも活躍し、時代小説も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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