内容説明
真田洋治は役者の卵で、芸能プロの女社長尾瀬江津子の性欲処理でデビューのきっかけを掴もうとしていた。一方彼の姉・逸美は洋治に禁忌な恋心を抱いているが、姉弟の枠を越えられずに煩悶していた。姉の思いはやがて現実となり…。純愛フェチック官能巨編、待望の文庫化。
著者等紹介
桜木充[サクラギミツル]
東京都生まれ。1997年末にフランス書院文庫より『二人の女教師・教え子狩り』でデビュー。サラリーマン生活のかたわら執筆を続けていたが翌年退職、専業作家として活動を始める。裸身よりも下着姿に、全身よりも部位にこだわり、フェティシズムに満ちた官能シーンを追求する
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