内容説明
何の制約もない闘い、“世界NHBトーナメント”。八角形の金網に囲まれた試合場・オクタゴンに、松尾象山と浅からぬ因縁を持つ男が現れた。ブラジリアン柔術のホセ・ラモス・ガルシーアだ。最少のダメージで対戦相手をKOするシステムが、歴戦の格闘家たちを翻弄する。誰がこの強さを止める?格闘小説の金字塔第11弾。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。77年、SF文芸誌『奇想天外』に「カエルの死」でデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞
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感想・レビュー
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Miko
9
これも友達から借本です。最初は面白かったけど半分を過ぎた辺りから格闘の様子が残酷過ぎて断念。空手やプロレスなどの格闘技大好きな人ならウケルかも。代表作に「陰陽師」があったのでそちらの方に興味が。戦うために生まれてきた男って確かにいそうよね。2016/11/14
maqiso
5
アメリカの大会はだいぶ駆け足だけど、バーリ・トゥードの動きが固まってきた感じが面白い。ジムの闘い方が象山に少し似ている。2023/09/10
史
4
転機転章。2022/10/12
なつみかん
4
獏さんの本の挿絵は〝天野喜孝〟さんだなぁ〜!最近の文庫で再刊行されているので違う絵を見た時の・・・^_^;2008/01/06
文麿
3
Kindle Unlimited。松尾象山の見せ場。丹波文七にも復活の兆しが。外伝に出てきたあの人も登場。2024/03/09
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