内容説明
名門篠崎家の八江、詩子、ちづるは明るく伸びやかに育ってきた三姉妹。そんな一見平穏な篠崎家に八江のフィアンセ金井正紀が波乱を巻き起こす。彼は密かに少女に対しての異常な殺意をだきつづけていたのだ。青春サスペンスの会心作。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で、第15回オール読物推理新人賞を受賞。80年「悪妻に捧げるレクイエム」で、第7回角川小説賞を受賞。代表作に「三毛猫ホームズ」シリーズをはじめ、主要なシリーズ・キャラクターだけでも10をこし、さらに近未来サスペンス、冒険小説、恋愛小説など続々とベストセラーを刊行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
73
篠崎八江、詩子、ちづるの3姉妹。 赤川次郎作品は、いつも3次元。 3人の性格の違いで立体的な空間を設計する。 八江の婚約者、金井正紀の殺意はどうなる。 さまざまな人間関係が複雑にからみあって終盤を迎える。2011/11/22
こだま
6
あまり面白くなかった。2018/01/10
yume*s
3
赤川次郎さんの作品、初めて読みました。2012/06/11
kumahiko
2
赤川さんの作品は、中・高校生の頃よく読んでいましたが、最近はご無沙汰でした。今回の作品も、彼の作品に共通するように『絶対的な悪人』が出てきません。それでいいような、物足りないような、不思議な気持ちになる作品でした。2010/05/11