内容説明
大富豪・山城家の一人娘清美が、身重の体で誘拐された。偶然現場に居合わせた甲賀医師とナースの亜久良は、否応なく事件の渦中へ巻き込まれる。1億円を要求する犯人グループと捜査陣の壮絶な攻防戦のなか、明かされてゆく驚愕の事実とは…。卓抜な着想で展開される誘拐小説の白眉。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年東京生まれ。東京大学法学部卒。66年横浜市役所在勤中、『殺人の棋譜』で第12回江戸川乱歩賞受賞。72年作家専業となる。代表作〈魔法陣シリーズ〉、『殺人の単位』ほか、小社刊『深夜の産婦人科医』『火牙陰鬼』『大秘密』など、著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 図解手相の事典 (新版)