内容説明
ぬう!?その背に、左の蹴りを―いや、膝か。そう思った文七の背に、太い電流が疾り抜けた。踵!文七の頭上から、葵文吾の左足の踵が、凄い勢いで落ちてくるところであった。文七は、後方に跳んだ。文七の顔前、鼻先をこするようにして、葵文吾の左足が真上から真下に、通りすぎてゆく。―世界最強決定トーナメント出場をめぐり、葵三兄弟の恐るべき執念と技が、文七、象山、姫川らを襲う!!すべてを賭けて闘う男たちを描く、空前の格闘小説第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
史
3
歴史の果てにあるモノ。2022/10/12
こうよう
1
相変わらず面白い。 予想を軽々超えていく展開で驚いた。 ★★★★☆2024/09/05
文麿
1
Kindle Unlimited。いい歳したオッサンが若い女にハマっている話。2024/03/06
おたぬ
1
★★★★☆ この表紙怖いなぁ(笑)。だがそれがいい。葵家ストイックですね。そろそろ文七も戦ってほしい。作者はもう終わらせる気はないに違いない。2016/06/19
fap
1
すいません、今まで夢枕獏を甘く見てました。 あとがきでも触れているが、松雄象山の存在感が全体からあふれている。 丹波がぜんぜん戦ってないけど、そろそろ燻っていたものが燃えはじめる頃合だ。 葵流の再戦も含め、何がどうなるか、この時点では作者もわかってないんじゃないか。 早く続きを読まなくては。2014/10/21
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