内容説明
ぬう!?その背に、左の蹴りを―いや、膝か。そう思った文七の背に、太い電流が疾り抜けた。踵!文七の頭上から、葵文吾の左足の踵が、凄い勢いで落ちてくるところであった。文七は、後方に跳んだ。文七の顔前、鼻先をこするようにして、葵文吾の左足が真上から真下に、通りすぎてゆく。―世界最強決定トーナメント出場をめぐり、葵三兄弟の恐るべき執念と技が、文七、象山、姫川らを襲う!!すべてを賭けて闘う男たちを描く、空前の格闘小説第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽかちゅう49
14
久しぶりの餓狼伝。完結しないだけに間を開けて読んでます(笑)各主要キャラクターのトーナメントが行われる流れが楽しみです♪…どうしても北辰館の館長、松尾象山が好きなので肩入れしちゃいます(^^)あまり関係ないですが、『掟上今日子シリーズ』も終わらす気があまりないっぽいですが、この作者さんの作品は群をぬいてます(笑)2018/11/25
史
3
歴史の果てにあるモノ。2022/10/12
文麿
1
Kindle Unlimited。いい歳したオッサンが若い女にハマっている話。2024/03/06
おたぬ
1
★★★★☆ この表紙怖いなぁ(笑)。だがそれがいい。葵家ストイックですね。そろそろ文七も戦ってほしい。作者はもう終わらせる気はないに違いない。2016/06/19
なつみかん
1
いつか、獏さんの完結したシリーズの一気読みが夢かな!2007/12/22