内容説明
京都の西にある苔寺で有名な西芳寺の門前にある茶店の娘、秦春香は、子犬の鳴き声が気になって外へ出た。子犬は竹林で鳴いていた。そこには、朱鷺色の和服を着た三十歳前後の女性の死体があった。その女性と子犬は関係があるのか?手がかりは少なく、解決の糸口はつかめなかった。茶店の客が紹介してくれた宮之原警部の名推理が冴える。
京都の西にある苔寺で有名な西芳寺の門前にある茶店の娘、秦春香は、子犬の鳴き声が気になって外へ出た。子犬は竹林で鳴いていた。そこには、朱鷺色の和服を着た三十歳前後の女性の死体があった。その女性と子犬は関係があるのか?手がかりは少なく、解決の糸口はつかめなかった。茶店の客が紹介してくれた宮之原警部の名推理が冴える。