内容説明
孤高の空手家丹波文七は空手のみならず、サンボ、柔道、古武道の関節技にも手を染めて最強の格闘技者を目指している。いま文七が闘いたいと思っているのはプロレスラー・グレート巽であった。その巽の穏やかならぬ噂が耳に入って来た。彼は外国の裏世界で死を賭した試合をしたのだという。そして相手は死に巽は生き残った。もし文七と戦わば…。
感想・レビュー
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ぽかちゅう49
8
ほぼ巽に割いた今回。すごく良かったです(^^)vリチャードとの結末はなんとも残酷な結末…(><)勝負において『結果』を重視する丹波と、『全力を出し切ったか』を重視する堤との価値観の違いも面白いです♪2017/10/03
maqiso
4
どちらか強いかというシンプルな仕合と違って、殺し合いは最後までやり続けるからぐちゃぐちゃしている。2023/07/15
あかつや
4
東洋プロレスのリングで堤城平と試合をしないかと持ちかけられる丹波文七。その話に乗った丹波だったが、彼は社長のグレート巽の過去が気になっていた。今回はほぼグレート巽のかつての真剣勝負の話。アメリカでドサ回りをしていた若き日の巽が裏社会のリングに上がる。やっぱアメリカといったらマフィアが運営する闇のリングだよな。日本の東京ドームの地下にもあるらしいけど、お金持ちは残虐ファイトが好きだなあ。私は格闘技が好きで好きで仕方ない人間ではあるけど、関節技で折れそうになってるのとか目を背けちゃうから、こういうの無理だな。2023/06/20
史
4
死合。本当の真剣勝負。2022/10/11
文麿
2
Kindle Unlimited。グレート巽がまだ巽真だったアメリカ時代の話がメイン。死闘。2024/03/01