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出版社内容情報
私たちの胸をときめかせた少女マンガの傑作たち! 誌上ファッションショーやヒーロー&ヒロイン特集など、少女マンガ好きによる、少女マンガ好きのための1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
一世代前なので、タイムリーに読んでいたものはなかったですが、知っている漫画家さんや、懐かしい少女漫画が出てきてワクワクしました。細川智栄子さんの「王家の紋章」、あべゆりこさんの「わんころべえ」、たかなししずえさんの「おはようスパンク」、庄司陽子さんの「生徒諸君」。陸奥A子さんは姉世代の人がよく読んでいたなぁ。2022/05/22
kagetrasama-aoi(葵・橘)
36
とにかく、どれもこれも懐かしい。中でも特に、山本鈴美香さんの「7つの黄金郷」読みたい熱に罹ってしまった(T_T)。でも見つからない(T_T)。大掃除がてら物置と押入れの整理をしなさい!という天の声なのかも……。2021/12/24
陽子
33
文字通り「懐かしい」絵柄。「ベルばら」「ガラかめ」「エースをねらえ!」「はいからさん」‥バレエ漫画、歴史物、スポーツ物。テーマが多岐に及んで、スケールの大きなものが多く、ストーリーにハラハラ起伏があった、あの時代の作品。知らないものも多いが、眺めて楽しい。短編収録されている「小さなお茶会」の世界、ほのぼのしていてセリフがなかなか心に残る。少女漫画の古き良き時代を振り返る一冊。2023/08/15
G-dark
26
一つ一つの作品を詳しく解説するというよりは、色んな作品を集めたカタログのような感じなので、気軽に読めます。どのキャラクターも繊細で優しい線で描かれていて、思わず溜め息がもれます…。背景までも美しい。この本に載っているイラストの塗り絵が欲しいです。多くの方々がこうした素敵な作品を通して、恋に胸をときめかせたり、スポーツに情熱を燃やしたり、フランス革命や古代エジプトの歴史に想いを馳せていたのだな…と思うと、リアルタイムで連載を読めた世代の方々のことが羨ましいです。2022/03/15
星落秋風五丈原
24
おとめちっく路線がりぼんを中心に流行した。主人公はおとなしくて目立たない。しかしなぜかかっこいい男性主人公は、美人で誰からも好かれる敵役よりもそんな主人公に恋をしてハッピーエンド。この王道が自分にも訪れるはず、とまず女性たちは思ったのではないか。実は結構艱難辛苦だったりする(笑)。りぼんとなかよしが付録つきで、8月号にはプール用の若干ちゃちなビニールバッグがついて、1月号には恒例のカレンダーがついた。漫画家の中にはこのあとレディースに進む人もいたりある時ぱったり漫画を見なくなった人もいた。漫画に歴史あり。2025/06/27