双葉社スーパームック 衝撃の芸術肉筆春画 葛飾北斎「幻の名画」二作品を一挙掲載

早川聞多

双葉社（2017/08発売）

• サイズ A4変判／ページ数 111p／高さ 30cm
• 商品コード 9784575457001
• NDC分類 721.8
• Cコード C9476

出版社内容情報

双葉社［フタバシャ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[チョビ]

エロい！エロいぜ！版画に比べると1点もの（オーダーメイドあり）のせいか色使いも描かれている人間（江戸時代の庶民、花魁だけではなく、化け物、貴族、果ては出島の中国人、オランダ人まで！）も多種多様で贅沢。金持ちの道楽のすごさに呆れ返るといいつつ、どことなく野蛮さより品がちゃんとあるところに、エロさの奥深ささを感じる。

2017/10/15

[kaz]

北斎の肉筆の芸術度などは高いとは思うし、江戸時代の春画は一つのジャンルとしてそれなりのポジションが与えられているのだろうと思うが、その構図はやはり無理、違和感がある。お約束のものを画面に全て表現しなければならないことが大きな原因なのだろう。海外からはどのように思われていたのかは、興味がある。

2017/10/04